24日午前、東京・杉並区の都立高校の実験室で、文化祭で行う化学実験の準備中に爆発が起き、男子生徒1人が手にやけどをしました。警視庁は、薬品の扱い方を間違えたとみて調べています。
24日午前9時20分ごろ、杉並区宮前にある都立西高校の化学実験室で、化学部の1年生の男子生徒が薬品を混ぜていたところ、軽い爆発が起きました。この事故で、男子生徒は手や指にやけどをして病院に運ばれ手当てを受けました。当時、実験室にはほかに7人の生徒がいましたが、けがはありませんでした。警視庁や学校によりますと、生徒は24日から始まった文化祭で、薬品を使った爆発の仕組みを披露する模擬実験をする予定で、実験で混ぜる2つの薬品を別々に鉢ですって用意しておくはずでしたが、誤って一緒に入れて混ぜてしまったために爆発したとみられるということです。警視庁は、関係者から話を聞いて詳しい状況を調べています。