県内著名人訃報

 

9月5日死去

2011/9/9 金曜日

 

  本紙に「岩木山奇談集」を連載中の詩人で日本民俗学会会員の坂口昌明(さかぐち・まさあき)さんが5日午後0時34分、東京都内の病院で急性間質性肺炎のため死去した。78歳。葬儀・告別式は近親者で済ませた。自宅は東京都八王子市緑町394の4。
 坂口さんは1933年東京生まれ。詩人、文芸評論家、日本民俗学会会員、日本21世紀学会会員。2007年1月から本紙に「岩木山奇談集」を連載しているほか、著書に詩集「旅する椅子」、評論「一詩人の追求 小山正孝氏の場合」「みちのくの詩学」「お岩木様一代記」など、本県・津軽に造詣が深く、これからの活躍を期待されていた。

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9月4日死去

2011/9/6 火曜日

 

 五所川原市の名誉市民伊藤正規画伯が4日、死去した。99歳。通夜は9日午後6時から、葬儀は10日正午から、ともに五所川原市石岡のメモリアルホールかさいで。喪主は長女の井沼明子さん。
 伊藤画伯は同市梅田出身で、東京美術学校(現東京芸大)を首席で卒業。フランス滞在中にルノワールやボナールの影響を受け、風景画や静物画で南フランスの柔らかい光と透明性のある緑と青の色彩を基調にした表現と、平面での遠近画法を追求。日展特選2回など輝かしい実績を持つ他、同市の絵画グループ「光彩会」で後輩育成にも努め、1995年に同市名誉市民となり、2005年には紺綬褒章、県褒賞を受けた。今年6月には数え年100歳を祝う集いが開かれた。
 突然の訃報に平山誠敏市長は「6月に元気な姿を拝見していたので、悲しい知らせに驚いている」とし「当地の文化芸術振興に極めて大きな功績を残され、市民の誇りだったが大きな柱を失い、ただただ残念。慎んでご冥福を祈ります」と悼んだ。

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8月27日死去

2011/8/28 日曜日

 

 本県の考古学研究を先導してきた弘前大学名誉教授の村越潔(むらこし・きよし)さんが27日午前5時46分、死去した。81歳。通夜は1日午後6時30分から、葬儀は2日午前11時から、ともに弘前市南城西2丁目の公益セレモニーホールで。自宅は同市千年1の13の13。喪主は長男の貞治(ていじ)さん。縄文時代を中心とした研究成果はもちろん、文化財保護や人材育成にも大きな功績を残した。
 

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8月18日死去

2011/8/21 日曜日

 

 元県議会副議長の小比類巻雅明(こひるいまき・まさあき)氏が18日午後3時33分、急性髄膜炎のため、死去した。72歳。通夜は23日午後6時から、葬儀は24日午前11時から、ともに三沢市堀口17の128のきざん三沢で。自宅は同市三沢園沢219の52。喪主は長男の孝幸(たかゆき)さん。
 小比類巻氏は三沢市出身。1987年に県議初当選、5期連続で務めた。2002年から04年まで副議長も務めた。

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8月8日死去

 

 元県議会議長の太田定昭(おおた・さだあき)氏が8日午前11時33分、胃がんのため、死去した。73歳。葬儀は近親者のみで済ませた。自宅は非公表。
 太田氏は旧浪岡町出身。浪岡町議を1967年から79年まで務め、同年4月の県議選で初当選後、通算6期務め、99年から2000年まで議長に就任した。元自民党県連副会長。県褒賞や藍綬褒章を受章した。

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