東京中日スポーツ 55周年企画
55周年イヤーの記念事業や紙面企画をご紹介します
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】館山6回力尽きる 5回までノーヒットも…2011年9月23日 紙面から
◆中日3−2ヤクルト奮投の館山が力尽きた。ヤクルトが首位攻防4連戦の先陣を任せたのは、チーム最多の10勝を挙げている右のエース。5回まで無安打、無失点に抑えてきていたが、1点リードで迎えた6回、先頭への四球と3連打で3失点。途中降板に「今できることは精いっぱいやった。四球が多すぎた」と言葉少な。小川監督は「悪いなりに無安打で抑えてきていたので、代え時が難しかった」と振り返った。 ここまでお互い防御率1点台、勝率8割台同士という吉見との投げ合いで、初めからロースコア勝負が予想された。館山は血行障害で右手指先が冷たく「指にかかる感覚がない」という。球威は落ちても、1試合平均四死球1・25個という制球力や巧みな投球術でカバーし、強行復帰してから2連勝。しかも前戦は無四球完投と、驚異的な精神力を見せつけた。だがこの日は今季最多の4四球。それでもマウンドに上がる以上は言い訳したくないのだろう。「(指の影響は)ありません」と言いきった。 直接対決で3・5ゲーム差となり、小川監督「とにかく明日勝つだけ」。2戦目は左腕エース石川が、館山の敵を討つ。 (竹村和佳子) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|