第一2相互貯蓄銀行のトップが飛び降り自殺 /ソウル

 23日正午すぎ、ソウル市鍾路区昌信洞の「第一2相互貯蓄銀行」本店6階から同行の鄭求杏(チョン・グヘン)行長(50)が飛び降り自殺を図り死亡した。

 恵化署は「顔面の損傷が激しいが、着衣や眼鏡などからみて、死者は鄭行長と判断される」と説明した。同行は最近、金融当局から営業停止処分を受け、同日は貯蓄銀行に絡む一連の不正疑惑の合同捜査本部が第一2相互貯蓄銀行の家宅捜索を行っていた。鄭行長は捜索の最中の午後0時10分ごろ飛び降りたとみられる。

 営業停止処分を受けた貯蓄銀行7行の調べを進める合同捜査本部は、午前10時から第一、第一2貯蓄銀行など7行の本店、銀行経営陣や大株主の自宅を一斉捜索していた。捜査本部は、家宅捜索中に行長が自殺したことについて、「遺憾に思う。正確な事実関係の把握に努めている」とコメントした。

 死亡した鄭行長は、第一貯蓄銀行営業部社員として入行し、さまざまな部署の幹部を経て、行長に就任した。警察は現場で遺書を探す一方、正確な死亡経緯を調べている。

キム・ヒョンウォン記者

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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