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3号機取水口 濃度3倍近く上昇

9月23日 21時54分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、22日、放射性セシウムの濃度は、3号機の取水口付近で前の日の3倍近く上昇しました。

福島第一原発周辺では、東京電力が取水口付近などで海水を採取し、放射性物質の濃度を調べています。このうち、22日、2号機の取水口付近で採取した海水から検出された放射性物質は、1cc当たりセシウム134が国の基準の2倍の0.12ベクレル、セシウム137が1.6倍の0.14ベクレルで、前の日に比べて下がりました。この2号機の取水口付近の海水からは、4月にセシウム137が国の基準の110万倍の濃度で検出されています。一方、3号機の取水口付近では、1cc当たりセシウム134が基準の38倍の2.3ベクレル、セシウム137が30倍の2.7ベクレルで、いずれも前の日の3倍近くに上昇しました。沿岸と沖合の海水の調査は、台風の影響で22日は実施されませんでした。