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3号機取水口 濃度2倍に上昇

9月21日 22時7分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、20日、放射性セシウムの濃度は3号機の取水口付近で19日の2倍に上昇しました。

福島第一原発周辺では、東京電力が取水口付近などで海水を採取し、放射性物質の濃度を調べています。このうち、20日、2号機の取水口付近で採取した海水から検出された放射性物質は、1cc当たりセシウム134が国の基準の3倍の0.18ベクレル、セシウム137が2.8倍の0.25ベクレルでした。この2号機の取水口付近の海水からは、4月にセシウム137が国の基準の110万倍の濃度で検出されています。一方、3号機の取水口付近では、1cc当たりセシウム134が基準の22倍の1.3ベクレル、セシウム137が16倍の1.4ベクレルで、19日に比べて2倍に上昇しました。沿岸と沖合の海水の調査は、台風の影響で20日は実施されませんでした。