科学・環境菅前首相、凄っ!―脱原子力依存の歴史性

写真:菅前首相、凄っ!―脱原子力依存の歴史性
朝日新聞のインタビューに答える菅直人前首相=9月5日午後6時20分、東京・永田町
2011年9月23日

 首相が交代した。菅前首相は「原子力依存からの脱却」を掲げ、野田新首相も「原発の新規建設はしない。寿命がくれば廃止する」という考えを表明しているが、脱原発依存は緩くなるのではないかと言われている。菅氏の決断は、福島第一原発の事故後とはいえ、まぎれもなく日本の原子力政策を歴史的に変えようとしたものだ。その意思はどこまで強かったのか?そして、政権が代わっても継承されるのか?

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