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週刊「面白法人カヤック」

【39】ソーシャルアプリのゲームについて

Associe

 最近はネット業界もモバイル業界も、どこもかしこもゲームですね。結局お金になるのはゲームなんでしょうか。そんなため息とも感じられる声が、最近よく聞こえてきてますが、確かに求人サイトでガンガン募集をかけているのは、ソーシャルアプリゲーム関連の会社。胴元である「モバゲータウン」のDeNAやGREE、ミクシィはもちろん、そのうえでソーシャルアプリを提供する会社がこぞって開発者を募集しています。

 何を隠そう我々カヤックも、ゲームはここ最近、最も力を入れているジャンルだったりします。積極的に何本もソーシャルアプリを提供していますし、受託という形でも制作を引き受けています。(参考:http://www.kayac.com/service/sp/mbga/

 提供してみて分かりましたが、確かにゲームのパワーはすごい。本当にこのジャンルは想像以上に熱量があります。といっても、ソーシャルアプリの場合は、ゲームそのものを楽しむというよりは、ゲームを通じて他人とコミュニケーションを取ることが面白かったりします。そういう意味では、携帯メールみたいなものでしょうか。お金をかけない変わりに時間をかけて遊んでいるユーザが多くいて、その時間のかけ方はびっくりするほどです。

 ということで、今回はゲームについて書いてみます。

ゲームは悪いものなのか?

 ゲームというものを皆さんはどのように感じていますか。

 やはり家庭においては忌み嫌われるものなのでしょうか。子供がゲームばかりやっていて母親に叱られるシーンがありますが、まさに拙宅でも小学3年生の息子に同じシーンが見受けられます。

 さすがに僕もこの年になるとゲームは滅多にしませんが、Wiiで「New スーパーマリオブラザーズ」が出たので、全クリ(全面クリア)しないわけにはいかなくなり、家にいる時は息子との共同プレイに勤しんでいました。

 すると妻から、僕が帰ってくるとゲームばかりになるので「もう帰ってくるな」と言われるように…。「ゲームをした子はしない子よりも反射神経がよくなる」といった実証結果を探してきて、反論を試みようかと思いましたが、諦めた次第です。

僕の母親も…

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最新のコメント

  1. この記事について、まずい内容を書いた後の対応が実に興味深かったです。
    なお、Twitter側で流れていた内容は情報量が多いので初めてこの記事を知った人向けに関連したtweetをまとめられている方もおられ、そちらも参照すると、この記事が実に味わい深いことがわかります。
    参考:関連tweetがまとめられているURL: http://togetter.com/li/21156(2010年05月16日・Inetgate)

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