地方石岡・保冷車突入事件 裁判員裁判は1カ月2011.9.23 13:23

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石岡・保冷車突入事件 裁判員裁判は1カ月

2011.9.23 13:23

 昨年12月、茨城県石岡市若松の茨城県議選候補者事務所に保冷車が突っ込み、男性が死亡した事件で、殺人などの罪に問われている元指定暴力団山口組系幹部で無職、設楽啓一被告(43)の第2回公判前整理手続きが22日、水戸地裁で開かれ、公判期日が決まった。初公判は11月22日、判決は12月22日と1カ月に及ぶ裁判員裁判となる。この日、設楽被告は出頭しなかった。

 設楽被告は捜査段階から一貫して「保冷車を盗んでいないし、乗っていない」と否認している。公判では、1カ月にわたって証人14人の尋問や被告人質問などが行われる。初公判前の10月4日に最終整理手続きを行い、争点の整理などを行う予定。

 起訴状によると、設楽被告は昨年12月12日、盗んだ4トン保冷車をバックさせて県議選候補者、戸井田和之さん(46)=当選=の事務所に突っ込み、逃走する際、前方に立ちはだかった戸井田さんの叔父、利雄さん=当時(62)=の方へ急加速、振り落とすなどして死亡させたとされる。

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