事件サイバー攻撃中継点 無防備PCが“踏み台”に 中国発アクセス大量検知 +(2/2ページ)(2011.9.23 01:25

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サイバー攻撃中継点 無防備PCが“踏み台”に 中国発アクセス大量検知 

2011.9.23 01:25 (2/2ページ)

 今年8月10日ごろからはこのアクセスが減少する代わりに、別の動画ダウンロードソフト「iku」の使用コンピューターを探すアクセスが急増。検知数は1日平均約500件、9月20日までに計約2万5千件に及んでいる。

 定点観測システムはアドレスや設置場所などの情報が一切公開されていないため、一連の不正アクセスは自動的に無差別、大量に行われているとみられる。

 関係者によると、中国の動画サイトには、著作権法に抵触する日本の作品なども多く掲載されており、国内の利用者も少なくないという。

 一方、21年以前には、マイクロソフト社製データベースの使用パソコンを探索する中国からのアクセスを大量に検知。これはパソコンのデータを盗み出すことが目的で、サイバー攻撃の踏み台探索は21年末から本格化しているとみられる。

 警察庁は「不用意にソフトを使用せず、外部からの接続制限を行うなどの対策が必要。特に、常時動作し、インターネットに接続している人は注意してほしい」としている。

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