NHK大阪府のニュース　大阪放送局

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６０００人超に給付ミスか

大阪市が給付している児童手当などについて基準となる所得額などのデータを取り込む際にミスがあり、平成２１年から２年余りの間に、計６０００人を超える人に対して誤って給付したり、逆に給付していなかったりする可能性があることがわかりました。
大阪市によりますと児童手当などは前の年の所得額などを基準に給付するかどうかを決めていますが、こうしたデータを取り込む際のコンピューターのプログラムの設定にミスがあり、仕事をやめたりして所得が変わった場合などに最新のデータが反映されないようなケースがあったということです。
これは先月、市民から「児童扶養手当の額がなぜ減ったのか」という問い合わせがあり、調査した結果、明らかになったものでプログラムの設定ミスは平成２１年６月から先月までの２年余りの間、続いていたことがわかりました。
設定ミスの影響を受けるのは２０の事業で６０４９人にのぼっており、こうした人たちには誤って給付したり、給付していなかったり、給付の額が少なかったりする可能性があるということです。
大阪市では「市民の信頼を損ねることになり、深くおわびしたい」として、できるだけ早く、正しい給付額を確認し、連絡したいとしています。

09月22日　19時11分

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