女性のスカート内を盗撮したとして、市川署は25日、市川市環境保全課副主幹、小田浩章容疑者(45)を県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で逮捕した。小田容疑者は「下着を撮ってみたい欲望があり、やりました」と容疑を認めているという。
容疑は、24日午後5時35分ごろ、JR市川駅構内のエスカレーターで、船橋市の会社員の女性(23)の背後からデジタルカメラを差し入れ、スカート内を撮影したとしている。
同署によると、女性が違和感を感じて小田容疑者の手をつかんだところ、小田容疑者は突然、カメラから画像を記録したSDカードを取り出し、折り曲げて壊した。小田容疑者はその後、駅長室で市川署員から事情聴取を受けいったん帰宅したが、女性が被害届を提出したため、同署が25日午後に逮捕した。同署は押収したSDカードを解析している。
職員逮捕を受け、市川市は同日、「詳細を調査のうえ適正に対応する」とのコメントを出した。【中西啓介】
毎日新聞 2011年8月26日 地方版