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【プロ野球】

台風15号プロ野球直撃 東京ドーム9年ぶり中止

2011年9月22日 紙面から

台風15号の強風で、東京ドームの近くでは木がなぎ倒された=東京ドームで

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 猛威を振るった大型の台風15号の影響で、21日に予定されていたプロ野球4試合が中止となった。屋根のあるドーム球場でも東京ドームの巨人−横浜戦、西武ドームの西武−日本ハム戦が中止。ドーム球場の中止は07年8月2日のソフトバンク−オリックス戦(ヤフードーム)以来、4年ぶりとなった。

 このうち、東京ドームではホームチームの巨人が通常通りのタイムスケジュールで練習を行う一方、球団が午前中から台風15号の進路や勢力、JRなどの交通機関への影響をみて試合を行うかの協議を実施。最終的には午後2時に「観客の安全を考慮する」として中止を決定。東京ドームでは02年10月1日の巨人−ヤクルト戦以来、9年ぶり5度目の中止となった。

 正午すぎから風雨が強まっていたため、入場ゲート付近に詰め掛けるファンの姿はまばら。約2時間行われた巨人の練習中には屋根に激しい風が吹きつけたため、天井からつり下げられた場内スピーカーが何度も大きく揺れ、選手が不安げに見上げるという光景がたびたび見られた。

 今回の措置について巨人の原監督は「前にもあったでしょ。われわれは経験しているから想定内」とコメント。また、横浜はウオーミングアップ開始前に中止が決定したこともあり、投手が軽めの調整を行ったほかは早々と球場を引き揚げた。

 

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