中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

中日監督に高木守道氏 落合監督、今季限り

2011年9月22日 15時30分

高木守道氏

写真

 プロ野球中日ドラゴンズは22日、定例取締役会を開き、落合博満監督(57)の今季限りでの退任と、1992年から95年途中まで監督を務めた高木守道氏(70)の新監督就任を決めた。2004年から指揮をとり、2度の契約更新を経て、今季が3年契約の最終年となる落合監督は契約満了。このオフからは高木新監督の体制で、2012年の新シーズンに臨む。

 球団は、落合監督の契約の最終年を考慮。シーズン終盤の優勝争いを迎える中、来季の方針を明確にしておくことで混乱を避け、ペナントレースに集中できるよう配慮した。

 03年のオフに就任した落合監督は、1年目の04年にいきなりリーグ制覇。06、10年も含め3度の優勝を達成し、昨年までの7シーズンはすべてAクラスに入った。日本シリーズには4度出場し、07年はリーグ2位からクライマックスシリーズを勝ち抜いて、53年ぶりの日本一に輝いた。

 球団史上初の連覇を狙う今季は、打線の不調などが響いて開幕から調子が上がらず、8月9日の時点で監督就任後で最多となる6つの負け越し。その後は21勝8敗4分けと盛り返し、21日現在、首位ヤクルトと4・5ゲーム差の2位につけている。

 【高木守道氏(たかぎ・もりみち)】 1941年7月17日生まれ。60年、岐阜・県岐阜商高から中日に入団。球界を代表する名二塁手として活躍した。現役通算21年間で2274安打、打率2割7分2厘、369盗塁。4年目に50盗塁で初タイトルを獲得し、盗塁王3度。打率ベストテン入り6度。86年シーズン途中で監督代行。92年から95年途中まで監督を務め、2位が2度。94年は巨人と史上初の同率首位での最終戦「10・8決戦」で敗れた。2006年に野球殿堂入り。現中日OB会長。

(中日新聞)

 

この記事を印刷する

PR情報



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ