家電や電気自動車などに向く新しい2次電池を開発したと、東京理科大学の駒場慎一准教授らが20日発表した。現在普及しているリチウムイオン電池のようにレアメタル(希少金属)のリチウムやコバルトを使わない。試作電池は100回以上の充放電に成功し、容量はリチウムイオン電池の6割を達成した。2~5年内の実用化を目指す。
開発した電池はリチウムの代わりにナトリウムを使う「ナトリウムイオン電池」。試作電池は電極にレアメタルのニッケルを一部含むが、これを使わないものも開発済み。試作品と同等か、それ以上の性能を発揮できるとみている。
高価なレアメタルを減らせるため、新電池の生産コストはリチウムイオン電池の10分の1と見込む。太陽電池で発電した電気をためる家庭用蓄電池や、電気自動車向けなどの用途を想定している。
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