韓国へのサイバー攻撃 日本経由
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韓国へのサイバー攻撃 日本経由

9月22日 12時6分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ことし3月、韓国の政府機関などが大規模なサイバー攻撃を受けた問題で、日本の企業や個人が所有する3台のコンピューターがウィルスに感染するなどして外部から操作され、攻撃に関わったとみられることが、警察の調べで分かりました。

ことし3月、韓国の40の政府機関などのウェブサイトが大量のデータを送りつけられるサイバー攻撃を受け、アクセスしにくくなるなどの被害が出ました。韓国の捜査当局の調べでは、日本を含む70か国のサーバー合わせて746台が攻撃に関わった疑いがあり、韓国の要請を受けて警視庁などが調べたところ、日本国内では3台のコンピューターが関わっていたことが分かったということです。ウイルスに感染するなどした結果、外部から操作されて攻撃を指示していたとみられ、このうち1台は東京都内に住む男性が所有するパソコンで、ウイルス対策が不十分だったため、不正なプログラムを仕掛けられたとみられています。一連のサイバー攻撃について韓国当局は北朝鮮が関わっていたとみていますが、個人のパソコンがサイバー攻撃に悪用されたのが確認されたのは初めてで、警察庁は、今後、対策を強化することにしています。