調味料のダイショー(東京)は21日、「CoCo壱番屋 カレー鍋スープ」の約6万パックを自主回収すると発表した。工場での殺菌処理の工程でトラブルが見つかり、雑菌が混入している恐れがあるという。
自主回収するのは関東工場(茨城県小美玉市)で8月1日に生産し、賞味期限が2012年7月31日の6万540パック。カレーチェーン「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(愛知県一宮市)と共同開発した商品で、全国のスーパーなどで販売している。
購入者から「すっぱい味がする」との指摘を受けて調べたところ、同日の生産分のうち1344パックの殺菌処理が不十分だった。同社によると、腹痛などをおこす恐れがあるという。問い合わせは、お客様相談窓口(0120・092・860)。