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密輸容疑:覚醒剤86袋飲んだ外国人の男逮捕 関西空港

アネネチュク容疑者が飲み込んで持ち込もうとした覚醒剤=大阪税関関西空港税関支署で2011年9月15日、山田泰正撮影
アネネチュク容疑者が飲み込んで持ち込もうとした覚醒剤=大阪税関関西空港税関支署で2011年9月15日、山田泰正撮影

 ラップで繭状にくるんだ覚醒剤86袋、計1323グラム(末端価格1億589万円)を飲み込み密輸しようとしたとして、大阪税関関西空港税関支署と大阪府警関西空港署は15日、ナイジェリア人男性で無職のアネネチュク・ケイン・アイノツ容疑者(28)を覚せい剤取締法違反(営利目的密輸)容疑で逮捕、送検したと発表した。

 逮捕容疑は8月22日、覚醒剤をパリ発の航空機で関西国際空港に持ち込んだとされる。飲み込みによる覚醒剤密輸の摘発は同空港で8件目で、押収量としては最多という。

 手荷物検査場で麻薬探知犬の様子をうかがうなど、不審な挙動に税関職員が気付いた。「ガーナ人の知人から成功報酬5000ドル(約38万円)で依頼を受けた」などと供述。パリで受け取った覚醒剤を4~5時間かけて水などと共に飲んだという。【山田泰正】

毎日新聞 2011年9月15日 23時59分(最終更新 9月16日 0時40分)

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