厚生労働省による狭山茶の調査結果への対応について（第５報）

　厚生労働省が実施した調査において、暫定規制値（500Bq/kg）を超える放射性セシウムが検出された製品（製茶）を製造した日高市の茶商に対し、県が調査を行いました。当該銘柄は全量が出荷済みで在庫がなかったため、当該茶商で製造する他の１７銘柄（平成２３年産の本県産製茶）について検査を行ったところ、全ての検体で暫定規制値を下回っていました。
　９月７日に公表した５銘柄と合わせ、当該茶商で取り扱う全銘柄（平成２３年産の本県産製茶）において暫定規制値を下回っていることが確認されたため、当該茶商に対する出荷の自粛を解除します。
　＜調査結果＞
　　採　取　日：平成２３年９月１６日
　　結果判明日：平成２３年９月２１日
　　　　　　　　　　　　　　　　分析機関：財団法人　日本冷凍食品協会　横浜分析センター

※「検出せず」とは、検査機器で測定できる検出限界未満であることを示す。

　　　検出限界：放射性ヨウ素 50Bq/kg、放射性セシウム50Bq/kg