山本太郎氏らを佐賀地検に告発しました
テーマ:ブログ7月11日に反原発団体が佐賀県庁に「突入」(マスコミの表現)した事件がありましたが、ご記憶にございますでしょうか?「突入」した人物の中に俳優の山本太郎氏がいたことで、大きく報道されました。
このニュースを見て、私は大変な怒りを覚えました。少し前に同じようなことをやった在特会が摘発されたのは記憶に新しいところですが、本事件では捜査機関が捜査を着手したという報道もなされていないことから、7月14日に佐賀地検に告発状を郵送しました(7月22日に一部訂正した告発状と証拠も補充して再送しました)。
「告発状を速やかに受理し、同封致しました告発状副本に受理印を押印して、告発人住所地まで遅滞なくご返送頂きたくお願い申し上げます」という添え状を付けたのですが、未だに受理印を押印した副本は私のもとに届いておりませんので、告発状が受理されたかどうか不明です。
佐賀地検から一度電話がありましたが「あなたが告発状を提出されたことに間違いありませんか」「告発状は警察など他の捜査機関にも提出されていませんか」という事実確認のみで、「受理するかどうか検討中」とのことでした(ちなみに告発状は検察のみにしか提出していません)。
佐賀地検から電話があった日から既に約1ヶ月経ちましたが、未だに捜査が開始されたという報道はなされていません。やはり、私は腰が重い検察を動かすためには「地域政党京都党 代表村山祥栄」の名前で告発するのが一番ではないかと思料します。京都市とは一切関係ない事件ですが、わが党の代表に告発への協力を要請したいと思います。
以下、告発状に記載した告発事実の全文です。
反原発団体の構成員・支持者である被告発人は平成23年7月11日、佐賀県庁前で玄海原発2・3号機の再稼働に反対する抗議活動を展開した。
被告発人は原発再開反対の請願書を佐賀県知事に渡すために佐賀県庁に立ち入ろうとしたが、管理権者である佐賀県は「庁舎管理の面から制限せざるを得ない」として県庁の正面玄関を含む多くの出入り口を封鎖する措置をとり、被告発人の県庁立ち入りを明白に拒否した。
こうした県庁の対応に反発した被告発人は県職員と押し問答の末、被告発人は管理権者の意思に反して県庁に侵入した。
県職員はバリケードを築いて被告発人の侵入を必死に防いだ。被告発人の中には警備員を羽交い絞めにする者もいた。
結局、被告発人は知事との面会はかなわず、県民ホールで原子力安全対策課の職員に請願書を手渡し、立ち去ることとなった。
このような被告発人の所為は憲法が保障する表現の自由から著しく逸脱するものであり、法治国家として是認できるものではない。県職員(とくに女性職員)の中には被告発人の本件所為に畏怖したであろうことは想像に難くない。
本件事件が発生してから相当な期間が経過しているが、未だに被告発人を被疑者とする捜査が行われているという報道はなされていない。従って、被告発人のような過激な者を野放しせず、厳重な処罰が行われるよう、速やかに捜査に着手することを求めるため、敢えて告発に踏み切った次第である。