2009年07月18日
疑惑のエージェント
私は6月25日(木)、名古屋市議会本会議で、市民休暇村の存続について質問した。その際、市長から、「存続はするが、民間(による経営)ではいかんのか。」との答弁があった。以前から市長は「民間で市民休暇村をやりたい業者がいる。」と繰り返し発言しているし、その上、本会議場でも追い討ちを掛けるような答弁。私は、「市長の頭の中は民間ありき。」だと確信したが、今回、それを裏付ける情報が入手できたのだ。
私の調査によれば、6月末、市民休暇村を某エージェントが訪れている。某エージェントは、「私は河村市長と仲がいい。河村市長に依頼され、休暇村に来た。休暇村の買収が可能かどうかだ。」
本会議場で、民間への売却を示唆した市長が、自らと親しいエージェントを本会議答弁の直後に市民休暇村に送り込んだわけだ。感のいい方なら、これがどういうことかお気づきいただけると思う。ましてや、特定の業者に売りつけたいがための民営化など、許されるわけがない。
国会議員と違い、執行権を有する市長であるということを十分認識しないと、河村市長、かなり危ない。
さて、実は6月には、別のお客さんも市民休暇村を訪れている。名古屋市に依頼された、包括外部監査だ。弁護士、公認会計士など6人で徹底的に休暇村を調査した。その結果はただちに発表されるが、外部監査が市民休暇村の存廃に与える影響は計り知れないものがあり、どんな結果か注目される。
※写真はヤナギラン(赤紫の花)と市民休暇村ロッジ。ロッジの裏庭から眺める景色はいつまで見ていても飽きない。
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この記事へのコメント
1. Posted by toshiya 2009年07月18日 08:08
民間へ委託が可能か、某エージェントへ市長が私的に調査を依頼し、行政施策を市議会等で検討した結果、一般民間業者を公募することになり、選考委員会等の最終結論として、「たまたま偶然に」某エージェントが落札(受託)した、、、というストーリーにされると、大きな問題にしにくい様な気もするのですが、どんなもんでしょう。
2. Posted by 今井 2009年07月18日 09:13
不採算事業なら更に転売して、河村商事の利益に繋げようと結う事か。
それとも知り合いの不動産屋に、物件を転がして貰ってマージンを稼ごうって事でしょう。
ロッジの裏庭から眺める景色とは、かけ離れた「銭」にまつわる、醜い事態が陰では始まっているわけだ。
3. Posted by 横井利明 2009年07月19日 17:17
実は父の遺産である別荘地(先日、建物は解体)を売却しようとし、不動産業者に依頼したところ、「ただでも誰も買わない。」との結論になりました。厳しい経済情勢の中で、別荘に投資する人はいないということです。誰か、いくらでもいいですから買ってもらえないでしょうか。
その際、「休暇村ならいくら」って聞いたところ、一般論だが、坪100円でも誰も買わないとのことでした。休暇村は20万坪ありますから、2,000万円。この経済状況下では、民間に売却しても全くお金にはならないことが明らかになりました。なぜ、こんな安いときにわざわざ売ろうとするのか真意がわかりません。
ところで、例のエージェント、愛知県公報をみると、大発見!河村市長に献金していることが明らかになりました。金額は12万円とわずかですが、エージェントから金もらって、もうけさせちゃいかんでしょ。
一方、河村たかし政策研究会(平成18年度)は、さまざまな人から寄付を4,800万円受けています。また、民主党愛知県第一総支部には2,139万円、合計7,000万円近い寄付があることがわかっています。人の懐なんかどうでもいいですが、河村さん、ほんとに庶民?
4. Posted by 今井 2009年07月19日 20:07
休暇村は2000万円で売って、元が取れるのでしょうか?。全く不可解です。
やっぱり『エージェントさん』は、私の予想通り河村市長の回し者だったんですね。やることがセコイなー!。
7000万円+河村商事の儲け=???????????
全然、庶民じゃないが! そりゃあ800万円の給与でもオッケーだわね。 それで{庶民革命}。全く開いた口が塞がらず、顎関節症になりそうだわ