【ソウル共同】韓国外交通商省は20日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を受けて韓国民向けに出していた岩手、宮城、茨城の3県に対する旅行警報を21日付で解除すると発表した。これにより福島県を除き警報は全面解除となる。
各県は震災復興の一環として海外からの観光客回復にも力を入れており、日本側は、今回の措置が韓国人観光客を呼び戻すのに寄与するものと期待している。
解除対象は、4段階の警報のうち一番低い「渡航注意」だった茨城県全域と岩手、宮城両県の内陸部地域に加え、1段階上の「渡航自制」だった両県沿岸部地域。