藤江れいな「悔しいけど、うれしい」準Ｖ！…ＡＫＢじゃんけん大会

　ＡＫＢ４８の２４枚目シングル（１２月７日発売）を歌う選抜メンバー１６人を決める「第２回じゃんけん大会」が２０日、東京・北の丸公園の日本武道館で行われ、篠田麻里子（２５）が優勝した。０６年１月にＡＫＢ４８入りしてから初のセンターに「メチャクチャうれしいです！」と涙。一方、選抜総選挙１位の前田敦子（２０）、２位の大島優子（２２）はともに初戦で敗退。６人が初の選抜入りを果たした。

　昨年の初戦敗退から準優勝に大躍進した藤江れいな（１７）は「負けた瞬間は悔しかったけど、うれしさの方が強いです」と満面の笑みを浮かべた。

　身につけたメイド服の胸ポケットには、プレゼントでもらったものや自分で買ったものなど７個のお守りをしのばせて勝負に臨んだ。毎朝の父親とのウオーキングでは近所の神社で必勝祈願してきた。「すぐお父さんに連絡しました。私がいない時もずっと祈願してくれてたので、すごく喜んでくれました」と声を弾ませた。ファンとの握手会やプライベートでも一切じゃんけんを断ち、この日のために運気をため込んできたかいもあった。

　選抜入りは今回で３曲目。「今は難しいかもしれないけど、いつかはセンターに立ちたい」。今回は大先輩の篠田に女王のイスを譲ったが、確実に追い風は吹いている。

　◆第２回じゃんけん大会　１２月に発売される２４枚目シングルを歌う選抜メンバー１６人をじゃんけんトーナメントで決める。優勝者がセンターポジション。昨年はＡＫＢ４８の５１人だけの参加だったが、今年は規模を拡大。ＡＫＢ４８は、チーム「Ａ」「Ｋ」「Ｂ」「４」のメンバーに研究生予備戦を勝ち上がった入山杏奈（現チーム４）ら３人を加えた６１人が参加。ＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８は予備戦を行い、上位５人ずつが本戦に進出した。総勢７１人だったが、ＡＫＢ４８の森杏奈が卒業、大場美奈とＮＭＢ４８の島田玲奈が謹慎したため、６８人で争った。

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