指原莉乃、女王内田撃破！３回連続あいこも

　ＡＫＢ４８・２４ｔｈシングル選抜じゃんけん大会（２０日、東京・日本武道館）「ＡＫＢ４８　２４ｔｈシングル選抜　じゃんけん大会」は、今年の総選挙１位で不動のエース、前田敦子（２０）が初戦（２回戦）敗退し、初の選抜メンバー落ち。柏木由紀（２０）や板野友美（２０）ら人気メンバーが初戦敗退するなど波乱の連続だった。昨年の同大会１位のチームＫ、内田眞由美（１７）は初戦（２回戦）で３度のあいこの末、指原莉乃（１８）に敗退した。

　昨年の女王・内田が、無念の初戦敗退だ。

　Ｈブロックの２回戦。白い衣装にチャンピオンベルトを巻いて登場した内田は、昨年の覇者の貫禄を見せつけるかのうように不敵な笑みを浮かべ、“へたれＴシャツ”を着た指原を威嚇した。

　ステージ中央で歩み寄りガッチリ握手。女王・内田、今年選抜総選挙９位と勢いのある指原の対決に場内は固唾をのむ。グー、グー、パーと３回連続であいこ。内田は表情をひとつ崩さず勝負に臨んだものの、４度目の勝負で振り抜いたグーで指原に仕留められてしまった。

　昨年の同大会では、当時選抜メンバーやアンダーガールズにもなったことがなかった無名のヒロインとして、１位という“下克上”を達成した。

　シンデレラガールとしてその名をとどろかせ、１９枚目のシングル「チャンスの順番」で初めてセンターの座に。一気に知名度を上げ、今年の選抜総選挙でも躍進が期待されたが、圏外という結果に涙をのんだ。しかし、フジテレビ系「ビューティーコロシアム」のダイエット企画で５キロの減量に成功。心身ともに磨きあげてきたが…。

　この日は、昨年の同大会で選抜入りした１６人による「チャンスの順番」で開幕。円形ステージの中央に立った内田のソロに始まり、女の戦いの始まりに花を添えたが、そのセンターポジションもひとまず最後の雄姿となってしまった。

　昨年の大会では、すべてグーとパーのみで勝ち進んだ内田。昨年は決勝のグーでセンターの座を射止め、今年は初戦のグーに泣いた。敗戦の瞬間は悔しそうに唇をかみしめてしゃがみこみ、「いやーさっしー（指原）に負けるとは。さすが愛すべきへたれキャラ。最高です。ありがとう」と潔くコメント。

　昨年の栄光からの無念の敗退。「センターになりたい」と強く願い努力を続けてきたド根性娘は、再び日の目を見るための努力を、これからも惜しまないだろう。

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