なでしこリーグ:世界一効果でINAC戦に1万7812人

2011年7月24日 21時19分 更新:7月24日 22時32分

1万7812人の観客が集まったなでしこリーグの神戸対千葉戦=ホームズスタジアム神戸で2011年7月24日午後4時37分、大西岳彦撮影
1万7812人の観客が集まったなでしこリーグの神戸対千葉戦=ホームズスタジアム神戸で2011年7月24日午後4時37分、大西岳彦撮影

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で優勝した日本代表選手の多くが所属する日本女子リーグ(なでしこリーグ)が24日、各地で再開された。W杯で最優秀選手、得点王にも輝いた澤穂希(ほまれ)、決勝のPK戦で好セーブを連発したGKの海堀(かいほり)あゆみら代表7人を擁するINACは、本拠地の神戸市・ホームズスタジアム神戸で千葉と対戦。「世界一効果」でリーグ史上最多1万7812人の観衆が集まった。

 この日は試合開始予定(午後3時)の2時間前には1200人が行列を作り、開門を30分繰り上げた。

 試合は首位を走るINACがW杯全試合出場の大野忍の活躍で2-0と勝利。スタンドは大きく盛り上がり、試合後、澤選手は「W杯のような雰囲気。これだけ多くの人に足を運んでいただいてありがたい」と笑顔だった。

 なでしこリーグの昨季の1試合平均観客数は912人。この日、岡山県美作(みまさか)市の美作ラグビー・サッカー場であった岡山湯郷(ゆのごう)-伊賀戦は3432人の観客が入った。新潟市陸上競技場であった新潟-浦和戦も観客3319人だった。【中村有花、五十嵐朋子】

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