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【プロ野球】西武・中村、通算200号 田淵らに続く史上4番目の速さで到達2011年9月20日 紙面から
◆西武7−5日本ハム大逆転劇の締めくくりにふさわしい一発が、力強く舞い上がった。打者10人攻撃で、今季初となる1イニング7点を奪った5回だった。中島の勝ち越し16号3ランに続いて、中村の41号ソロが本拠地のファンを魅了した。「やっと打てました」。通算200号の記念弾は大きな弧を描いて左翼席へ吸い込まれた。 初球を狙った。ウルフの甘いカーブを迷いもなく振り抜いた。「足踏みしてたからね。感触もよかった。みんなの流れで打てた感じ」と謙遜したが、5試合20打席ぶりの一発で今季初の5連勝に導く“お祭り野球”の大トリを務めた。 出場787試合で200号達成は田淵、秋山、落合に次いで日本人では史上4番目のスピード記録だ。しかし、ここまでの道のりには若い時期の試行錯誤があった。2005年に22本塁打をマークしてブレークしたが、翌06年は9本に終わった。飛躍するどころか、逆に後退していく自分がいた。当時、打開策を求め悪戦苦闘したとき、ふと手にした1本のバットが中村を変貌させた。 それが今季も使用している33・5インチ、920グラムのバットの原型だ。不振に陥った06年、先輩の後藤が使っていたバットが気に入り、メーカーに渡して「これと同じ型を作ってほしい」と頼んだ。それまでのタイプよりヘッドが太めでグリップを細めにしたバットは、今季まで変えていない。 アーティストとしての高い理想がある。「思い出の1本? 特にないス。まだ野球人生が終わったわけじゃないでしょ」とニヤリ。中村の一発を誘発した中島も「彼は1本出ると量産するから止まらないよ」。試合が中止となった楽天を抜き、7月1日以来の4位に浮上した。残り23試合。今度は3位奪取へ、レオの勢いが止まらなくなってきた。 (梶原昌弥) PR情報
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