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【プロ野球】ヤクルト、相手ボークで決勝点 相川が攻守で存在感、“幸運”呼ぶ2011年9月20日 紙面から
◆ヤクルト3−1横浜同点で迎えた6回2死三塁。横浜の2番手・福山が投球に入る動作を途中で止め、ボーク。三塁走者・畠山が小躍りしながら決勝点となる2点目のホームを踏んだ。幸運な決勝点−。だが、先発・赤川の粘投をはじめ、勝利への“伏線”は随所に…。セの60勝目一番乗りは必然だった。 中でも殊勲は捕手・相川。1点リードの7回、左越えに今季1号ソロで貴重な追加点をたたき出し「1本も打てていなかったので良かった。打てたことより勝てたことがうれしい」。昨年は3割の打率を残したが、低反発の統一球の影響で試合前までの打率は2割4分で本塁打ゼロ。やっと出た1発に自然と表情も緩んだ。 8月26日の阪神戦で投球を捕球する際、右手親指を骨折。患部をプラスチックで固定したまま試合に出続けるその姿を目の当たりにし、他のナインは「相川さんは骨折しても出てるから」。シーズン終盤で誰もが体のどこかにけがや痛みがあるが、口に出さない。 “本職”のリードでは6安打を浴びた若い赤川を6イニング、1失点にまとめ、その後も勝ちパターンの救援陣をけん引。「何とか最少失点に抑えることができてよかった。厳しい試合が続くけど、僕らはこういう試合しかできない。(打線に)援護してもらったら、バッテリーでしっかり守りたい」と相川。守り勝つ野球の中日に負けない手堅い野球を身上とする小川ヤクルト。おはこの接戦を制し、胸を張った。 小川監督は「相川が貴重なところで打ってくれて良かった。これから巨人、広島をはさんで中日4連戦。何とか勝ちたいところだった」とほっとした表情。9月初めのミーティングでの「これからは楽しんでもいいし、プレッシャーを感じてもいいが(内容ではなく)結果を残そう」というゲキ通りの粘勝に、納得の表情を見せた。 (後藤慎一) PR情報
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