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[ライフ]ニュース トピック:皇室ウイークリー
【皇室ウイークリー】(197)軽装、カメラ…陛下迎える議員の礼儀は? 愛子さま校外学習、雅子さまと別室
羽田に帰京し、数時間しか経っていない翌12日夜も、陛下は鉢呂氏に代わって就任した枝野幸男経産相の認証官任命式を行われた。13日には午後から臨時国会開会式に臨まれた。
今回の開会式では、陛下をお迎えする議員側の礼儀が問題となった事例が2つあった。
1つは服装について。クールビズの流れで、ノーネクタイ姿の議員がみられたことに自民党議員らが苦言を呈したもので、陛下がモーニング姿で臨む厳粛な開会式では、「きちっとした服装」をすることが衆参両院の議院運営委員会で申し合わされた。それほどあるわけではない、クールビズ期間中の開会式ならではの問題だ。
もう1つは、開会式に臨席する陛下をお迎えするために議員が整列中、民主党会派の平山誠参院議員が、携帯電話のカメラで陛下を撮影したとされる問題。平山氏が謝罪し、参院の鈴木政二議院運営委員長が「品格ある行動で陛下をおもてなししていただきたい」と要請、各党が了解したという。
同日午前には、頸椎症性神経根症の痛みのため、8日午後から御所で静養していた皇后さまが、静養以来取材を伴うご公務の場に初めて姿を見せられた。
陛下と一緒に、御所でコロンビアのサントス大統領夫妻と会見したもので、両陛下は御所の玄関で大統領夫妻を出迎えられ、皇后さまも笑顔で握手を交わされた。エスコートする際、痛みが出た左手をそっと差し出される場面もあった。
会見では、両国政府で話し合いが進んでいる経済連携協定が話題に。栽培したヤシからエタノールを作るという大統領の考えを聞いた陛下は「ヤシを使ったり栽培したりすると、森林資源が枯渇することはないですか」という質問をされたという。大統領から「使われていなかったサバンナで栽培するので、環境保護の観点からの問題はありません」と聞くと、陛下は「今後、経済交流を中心として、両国の関係が深化することは喜ばしいことだと思います」と述べられたという。
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