NHK青森県のニュース 青森放送局
三沢漁港のがれき展示会
東日本大震災の津波で被害を受けた三沢市では、震災から半年たったのを機に、当時の様子をがれきや写真で振り返る企画展が開かれています。
三沢市では、東日本大震災の津波で2人が死亡したほか、船が流されたり、漁港の施設が壊されたりして沿岸部を中心に合わせて76億円あまりの被害を受けました。三沢市の歴史民俗資料館では、こうした被害の実態を広く知ってもらおうという企画展が始まり、敷地には三沢漁港に打ち上げられたがれきがそのまま展示されています。
一方、館内では三沢市の沿岸に押し寄せる津波や、被害を受けた漁港などの様子を写真パネルと映像で紹介しています。
また海産物の出荷に用いられるケースで壁が作られ、「けっぱれ!三沢」などと復興を応援するメッセージも飾られています。
学芸員の小松かつ枝さんは、「三沢の被害の実態は八戸と違ってあまり知られていません。津波の体験を語り継いでいくために大勢の人に足を運んでもらって記憶を共有してもらいたい」と話していました。
この企画展は11月27日まで三沢市の歴史民俗資料館で開かれています。
09月19日 09時34分
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