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過去1週間の夕刊に掲載された「むろみんトーク」を紹介します。 投稿はこちから→メールひとこと むろみんトーク |
■ 特別会計の洗い直しを 政府の税制調査会では、東日本大震災の復興策を行うための臨時増税が協議されています。 中味は、所得税と法人税にかかるのが基本のようです。そのうち、所得税に重点を置いた課税と、逆に法人税に重点を置いた課税の2通りを検討しているようです。今のところ、野田首相は消費税の増税は考えていないようです。 確かに、復興のためには多額のお金が必要なことは分かります。とはいえ、無造作に右から左に「はい、どうぞ」と言うわけにはいかないのではないかと思っています。 やはり、国の効率的な予算執行、無駄の削減の中での財政運営があっての増税でなくては困ります。 復興を錦の御旗にして、何でもかんでも「はい、分かりました」とは行かないのではないでしょうか。 ぜひ、増税のために、いま一度、無駄のない予算案、特に特別会計の洗い直しを進めてもらいたい、と願っています。 (室蘭市白鳥台、会社員) <2011年9月17日夕刊> |
■ 市民一丸で盛り上げを 12日付本欄「市民と共に歩む市政を」を読んで青山市長の姿勢を批判しているように思いますが、「何もしてくれない」というのはどうでしょうか。 「民間対民間の交渉」は当たり前のことと思います。民間の経済活動に、市がどこまで関与するか、は非常に難しい問題ではないでしょうか。 市長が掲げるスローガンも、これからの室蘭市のあり方を掲げたものであり、これからどのようなことができて、どのように進めていくかを市職員と議論しているところではないでしょうか。 私たちができることは、市長のスローガンを実現するために、今、何ができるのかを真剣に考えることだと思います。 白鳥台で一時、買い物難民になったと言いますが、そのときは本当に大変だったでしょう。しかし、なぜ撤退してしまったのか。それは、市長の責任でしょうか。「みんなで地域を守る」ということが欠けていたのではないでしょうか。 もちろん白鳥台地区は、市が鳴り物入りで開発した地域ですが、といって市長個人の責任ではなく、今までの行政のあり方に問題があったのだと思います。 しかし、お陰さまで「スーパーくまがい」が入店してくれたのですから、地域の皆さんでぜひとも盛り上げてください。それがまず私たち市民ができる、第一歩ではないでしょうか。 長ア屋室蘭中央店もしかりです。地域の皆さんが、中島地区にばっかり買い物に行くのではなく、もっともっと利用することを考えなくてはならないと思います。自分たちの今までの行動を振り返り、今一度、市民一丸となって、室蘭市を盛り上げていきたいものです。 (室蘭市、飲食店経営、男性) <2011年9月16日夕刊> |
■ またも同じ展開の国会 衆院本会議が始まり、テレビニュースなどで見ていました。しかし、相も変わらず、揚げ足取り的な論議が目立っていたように感じる。 特に、経済産業相辞任による首相の任命責任の追及が、野党側の攻めの材料になっていましたが、またも同じ展開か、とあきれてしまいます。 日本のトップ交代のサイクルが世界各国に比べて、驚くほど早い。1年もたつと交代してしまい、首相の考える政策が行えないどころか、その前段で終わってしまうことさえあります。 もっと腰を据えてやってほしい、と国民が願っても、閣僚や議員の献金問題や今回の不適切な発言などが出ると、主導権争いばかりに走って、肝心の国政、やるべき課題などが手つかずになってしまう。 マスコミもその片棒を担いでいるといわれています。もう少し、長い目で取り組みを見ていくようにできないものだろうか。 とにかく、相手の欠点だけを突いて、打ち負かすような論議ではなく、発展的な論議を期待してやまない。争いよりも協調して国づくりを進めてください。 (室蘭市知利別町、会社員) <2011年9月15日夕刊> |
■ 陛下来蘭、警備ご苦労様 天皇陛下が12日に来蘭されました。私も街頭でお迎えしました。陛下の素晴らしい笑顔を拝見できて、感激で涙が出そうになりました。私の人生において絶対に忘れられない最高の一ページになりました。本当にありがたかったです。 ところで当日、陛下の視察で警備されていた若い男女の私服警察官の皆さんには、大変に親切に、また気軽に言葉を掛けてくれて非常に気持ちの良い印象を受けました。 特に今回、若い女性警官の皆さんが多く、気持ちの良いあいさつがすごくうれしかったです。お出迎えのルールや注意事項、写真の撮り方、車列の先頭から何台目のどんな車に陛下が乗られているのかを親切に詳しく教えてくださいました。 私服の婦警さんたちは、みんな普通のお嬢さんたちにしか見えませんが、本当に一生懸命な姿には感謝、感激でした。 今回、陛下の来道から帰路までずうっと一緒に同行されたそうです。本当にご苦労さまでした。そしてありがとうございました。 (室蘭市、会社員、男性) <2011年9月14日夕刊> |
■ 丁寧だった警察の対応 天皇陛下が半世紀ぶりに来蘭されました。皇后さまの体調がすぐれないとのことでご一緒の姿を拝見することができなかったのが残念でしたが、私が出迎えた室蘭市武揚小学校付近は、雨にもかかわらず沿道、特に市役所前はものすごい人でした。 そのような中で、警察の方々の親切、丁寧な案内が目につきました。人が増えるにつれて送迎場所を拡大してくれたり、「3分後の2台目の旗を付けたお車に乗ってきます」とか、「写真を撮っても良いですよ。静止画だとぶれて失敗することがあるので動画撮影をおすすめします」などと、集まった人がみな知りたい情報を教えてくれました。 また、車列通過後には警察の方々が集まった人々に「お疲れさまでした。ありがとうございました」とあいさつしていました。 このように天皇陛下を実際にお見掛けする機会はめったにあることではないので大変良い思い出になりました。併せて丁寧な対応をしていただいた警察の方々の記憶も一緒にとどめておきたいと思います。 (室蘭市、満足する写真が撮れた市民) <2011年9月13日夕刊> |
■ 市民と共に歩む市政を 長ア屋室蘭中央店の存続に、親会社のドン・キホーテが前向きな姿勢に転じたという、本紙8日付朝刊のニュースを市民として喜ばしく思いました。 長ア屋室蘭中央店は、食品、衣料、家電、書籍など蘭西地区に住む市民の生活の拠点ともいえる商業施設です。市民団体による署名運動が、存続を熱望する市民の声としてドン・キホーテに伝わった結果だと思います。 私が住む白鳥台でも、ショッピング・センターのハックから志賀綜合食料品店が撤退し、後継店としてスーパー・くまがいがオープンしたことに安どしております。スーパー・くまがいの誘致についても、ハックの運営組合や連合町会の熱意が誘致成功の原動力になったようです。いずれも、自分たちの生活は自分たちで守るという市民パワーが発揮された結果ではないでしょうか。 しかし、残念なのは青山剛市長の姿勢です。長ア屋室蘭中央店の撤退問題や、ハックの運営組合と札幌生協の交渉難航の時も「民間対民間の交渉」という趣旨の発言をしていました。市長が掲げる「勝力ある室蘭」「子どもから、お年寄りにもやさしい街づくり」「30年、50年を見据えた街づくり」のスローガンがかすんでしまいます。 白鳥台地区の8千人の住民は約2カ月もの間、買い物難民化しました。長ア屋室蘭中央店の存続実現には、さらに店舗所有者とドン・キホーテの間で解決しなければならない問題があります。 市長にお願いがあります。どうか、市民の生活を守るために市民・団体と共に民間同士の交渉にも行政として参加してほしいです。これからも、今回と同じような問題が持ち上がることが予想されます。市民と共に歩む市政実現の先頭に立つ積極的な姿勢を望みます。 (買い物難民を経験した市民) <2011年9月12日夕刊> |
■ 非常時に便利な「水電池」 災害があると注目される「防災グッズ」ですが、ネット上にこれは!と思えるものを見つけました。 それは”水電池“といわれるもので付属のスポイトで本体に水を入れると化学反応で発電するというものです。LEDの懐中電灯で5時間程度使用でき、弱まったら水をまた入れると数回の使用ができるそうです。 この電池は非常用として優れている点がいくつかあります。それは一般的な普通の電池は使用していなくても徐々に放電してしまい(5年くらい)、肝心なときに使えないことがあります。しかし、この水電池は水を入れない限り20年も保存できるそうです。また、入れる水はきれいなものでなくても良く、ジュースや雨水、唾液などでも発電できるそうです。さらに一般的な電池よりも軽く、使用後は有害物質を含んでいないので不燃物として処理できるそうです。 画期的な商品だと思いますが、メディアであまり取り上げられて紹介されていないのが残念です。もっと世間に広く知られ、防災グッズのアイテムの一つになればと思います。地方公共団体でも非常時の備えとしてこういうものを積極的に備蓄してはどうでしょうか。 (室蘭市、雑学大好き会社員) <2011年9月10日夕刊> |
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