軍人のエイズ患者、昨年は22人

服務中の感染も

 梅毒やエイズ(AIDS=後天性免疫不全症候群)などの性病を患う軍人が毎年急増していることが分かった。国会国防委員会所属の辛鶴用(シン・ハクヨン)議員(民主党)が国防部から受け取った「軍人の性病患者の現況(2005年以降の年度別)」と題する資料によると、売買春特別法が施行された05年に梅毒やエイズ、淋病、尿道炎などの性病を患う軍人は692人だったが、06年は870人、07年は959人、08年は1006人、09年は1454人、昨年は1612人と、毎年増加の一途をたどっていることが分かった。

 エイズに限って見ると、05年には18人、06年は26人、07年は18人、08年は20人、09年は21人、昨年は22人だった。エイズを患う軍人の中には、服務中に感染した将校や下士官も含まれていることが分かった。

朴国煕(パク・ククヒ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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