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安住財務相「被災地は増税緩和も」

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衆議院・宮城5区選出の安住淳財務大臣が19日、就任以来、初の「お国入り」です。現在、取り沙汰されている「復興増税」について、安住大臣は、被災地に対し「緩和」を検討していることを明らかにしました。野田内閣発足直後、フランスでの「G7」出席など、多忙を極めた、安住財務大臣。初の「お国入り」でもその状況は変わらない。石巻市の亀山市長、東松島市の阿部市長、女川町の安住町長の3人からは、水産加工団地の再建や、一部区間が不通のままのJR線の再開などに対する、財政支援の要望が出された。この後の記者会見で、安住大臣は、復興財源の捻出のため、国民に増税を求めることになるとした上で、被災地については、こう述べた。「現実的には、法人税や所得税についての賦課は、できるだけ被災地の皆さんにはかからないような仕組みにしたいと思っている」また、安住大臣は、10兆円を超える規模になるとみられる、今年度の第3次補正予算案について、「10月中に国会に提案し、成立に向け動き出してもらえるよう与野党協議を見守る。被災地も心待ちにしているので、早期に決着をしてほしい」と話した。
奥山市長が107歳女性を訪問 長寿祝う

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19日は「敬老の日」。県内では、敬老の日にちなんだ様々な催しが行われました。このうち仙台市では、奥山市長が青葉区の最高齢107歳の女性を訪ね、長寿を祝いました。青葉区の最高齢は、1904年生まれの松下しんさん、107歳です。19日は奥山市長が長寿のお祝いに訪れ、玉虫塗り書類入れを贈りました。松下しんさんは、好き嫌いなく何でも食べることが、長寿の秘訣だと話していました。また、県内の最高齢は、太白区に住む109歳の女性です。県内では100歳以上の方は、9月1日現在、男性98人、女性593人のあわせて691人で、去年から6人増え、過去最高を更新しています。
仮設住宅で暮らす高齢者の健康相談会

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一方、気仙沼市では、「敬老の日」にあわせて、高齢者を対象とした健康相談会が開かれました。これは、仮設住宅で暮らす高齢者の健康改善につなげようと、日本老年医学会が実施したもので、全国から集まった医師と歯科医、およそ30人が相談を受け付けました。参加した香川県の医師は、「閉じこもりがちな方が多いと思う。外に出て皆さんと話したり交わることが非常に大切だと思うので、そういったことが健康状態の向上につながると思う」と話していました。日本老年医学会では、19日の相談内容を分析して、今後の医療支援に役立てたいとしています。
支援に感謝…目黒に気仙沼のサンマが

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恒例の「目黒のさんま祭り」が18日、開かれ、気仙沼市から届けられた5000匹の、脂の乗ったサンマを多くの人が味わいました。気仙沼のサンマ、復興支援への感謝の意味もこめられていました。どこまでも続く、長い列、その数、なんと3000人。列を作る人たちの目指す、その先には…焼きたてのサンマ。東京・目黒のサンマ祭り。落語「目黒のサンマ」が基になって始まった、この祭りは、今年で16回目を迎える。今回も、5000匹のサンマが炭火で焼かれ、集まった人たちに振舞われた。毎年、サンマを提供しているのは、全国有数のサンマ水揚げ量を誇る、気仙沼市。しかし、今年は、震災で大きな被害を受け、漁協の倉庫に預けていたサンマを焼く道具などの大半は流されてしまった。開催が危ぶまれた今回のサンマ祭りだったが、先月24日から、サンマの水揚げがスタート。気仙沼の実行委員会も「震災後の支援にお礼がいいたい」と焼き網などの道具を揃え、開催にこぎつけた。しかし、気仙沼では水産工場などの受け入れ施設が整わず、サンマの水揚げ量は、例年のおよそ1割に留まっている。目黒区は、「気仙沼のために」と今回の祭りの開催をきっかけに、「サンマ基金」を設立。今後も、支援を続けるとしている。
被災者のニーズをくみ取り隊

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仮設住宅の入居者に復興支援の政策を直接、説明し、被災者のニーズをくみ取ろうという内閣府の活動が19日から、岩沼市で始まりました。「宮城に笑顔ひろげ隊」と名づけられたこの活動は内閣府が企画したもので、仮設住宅の入居者に直接、復興支援の政策について説明するとともに被災者の要望を聞いて、今後の政策に反映させることが狙いです。岩沼市で開かれた説明会には、仮設住宅で暮らすおよそ50人が参加し、担当者から医療保険料の減額や免除などについて、説明を受けていました。仮設住宅で暮らす人からは「仮設住宅の屋根に雨どいをつけてほしい」「医療保険料の減額の手続きが分かりにくい」などの要望や意見が出されました。内閣府では、この活動を来年3月まで週1回のペースで続ける予定です。
名取市閖上で「復興いも煮会」

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震災で名取市閖上地区から離れて暮らす人たちの再会の場を作ろうと、19日、NPO法人などが企画した芋煮会が開かれ、参加した人たちは久しぶりの再会を喜びました。「閖上復興いも煮会」は震災後、地区から離れて暮らしている人たちが再び集まる機会を作ろうとNPO法人などが開いたもので、1000人以上が参加しました。名取市によりますと、閖上地区は8月末の時点で、人口が3700人と、震災前と比べて、およそ半分となりました。会場には、仮設住宅に入居している、閖上地区のかつての住民が集まり、震災以来の再会を喜ぶ姿が見られました。再会を果たした人は、「本当に久しぶりの再会だったので、このような機会を与えてくれてうれしい」と話していました。会場には、閖上地区で見つかった写真のアルバムおよそ100点も展示され、思い出の1枚を探す人の姿も見られました。
気仙沼市復興会議で計画案を審議

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震災で大きな被害を受けた気仙沼市の復興計画、策定に向けた動きが大詰めです。19日、開かれた「震災復興会議」で、市側の示す案への検討が行われました。19日の会議では、市民で構成された委員会からの提言が盛り込まれた、「復興計画案」が市側から示されました。計画案は186項目の重点事業で構成され、期間は今年度から10年間。特に、最初の5年間を事業を集中的に進める期間としています。また、津波の浸水が2メートルを超える場所を原則、居住禁止とするほか、各地区の地形に沿った「防潮堤」の設置や土地の「かさ上げ」をすることなどが盛り込まれています。これに対し委員からは、「2メートル基準で木造住宅は耐えられるのか」、「防潮堤の高さやかさ上げする高さはどうするのか」などといった意見が出されました。気仙沼市ではこうした意見を踏まえ今月30日に開かれる「震災復興会議」で最終案を提示する方針です。

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