2009-03-06

PS用RPG「moon」のMDアーティスト

テーマ:PS用RPG「moon」のMD


※ 今は亡きラブデリック公式ホームページより。写真は掲載しません。


Killah Blues / KILL THE PITCH

本名井村直樹。HIP-HOPをこよなく愛する設計技師。80年代後半から90年代前半、九州でバイオレンス・ハード・トラッカーとしてその名を轟かせていた風雲DJ。最近は観用植物に水をやるのが楽しみらしく、猛者の頃とはうって変わった奥さん思いのAt Homeな面影が、KILL THE PITCHの名をよりおそろしくCoolに感じさせる。



美好的 / イメージ・ソウル

Funkadelicをルーツ?に持つ洗練されたテクノユニット。デザイナーとしてまたミュージシャンとして長く活動してきた。多彩なセンスがそのサウンドにも反映している。Y子(Vo.)の上手さも特筆できるが今回はゲームとのバランスを考慮しエフェクトボーカルでの参加。現在ユニットはクラブシーンを中心にライブ活動中。オリジナルレーベル「TS Music」でCDリリースも行っている。



HORIZON / UBIK

UBIK=Norishige Yoshida。ジャズ、ファンク、ソウル、Hip hop等ブラックミュージックがルーツと言う彼は、ファッションブランド「MIN HOAN」の代表でもある。参加曲は、現代のソウルミュージックを DRUM'N BASSで表現したとのこと。



ADDIOS PISTORA / ニムラ・オーバードライヴ

スタジオミュージシャン仁村茂(Bass)にMOONオリジナルサウンドトラック担当のセロニアス・モンキーズがジョイント。生ベースにブレイクビーツとウエスタン風のギミックを施したサウンドで参加。



HAIA / D.T.Construction--Dr.Tommy project--

関西ソウルシーンにラッパー、ヴォーカリストとして登場。当時のバンドはアフリカ。その後近田春夫&ビブラストーンのヴォーカル。一貫してファンカティアーの道を歩んできた。最近N.Y.、L.A.の仲間が参加した新譜「D.T.Construction」をMeldacよりリリース、ライフワークとするとのこと。参加ミュージシャンはレッド・ホット・チリペッパーズ のbassistフリー、詩人、映画監督のメルヴィン・ヴァン・ピープルズ、N.Y.アンダーグラウンドシーンのファンタジー等多彩な顔ぶれ。一方国内では、定期的DJ活動の他、Producer、Composer,DJ、Remixerとして活動中。



17th S.C.DRIFT / GALLAKTICA A.K.A.

CDジャケット等のデザイン、CD-ROM制作等のかたわら、都内のクラブ中心にDJ活動を続けているDJ平田のユニット。今回の参加曲はブレイクビーツ中心のHeads系。「MOON」のジャケットデザインもこの人。 DJ界でも最近の注目株。



TILT / FINALOFFSET

ニューウェーブ全盛時より(g)(key)として活動。某コンテストで最優秀を獲得したというシンセの達人でもある。”視覚的に聴き、音時間を観る”ことがコンセプト。今回の作品では、”「音の造形」が発生する瞬間、その時間を過ごしてもらえれば”とのコメント。



SIMONE / U.M.A.(Unidentified Misterius Animals)

本間ENZOの new group。ENZOは元、町田町蔵+北澤組のDr.。U.M.Aは未確認生命体のこと。Jazz的方向に向かうと同時にRap, Technoを取り入れる等、ノンジャンルRock。また、時代の真実に肉薄した(エキセントリック?ENZOの)歌詞にも定評があり熱烈なファンも多い。都内のlive houseを中心に精力的に活動中。別Band、" ENZO"でのCDリリースも行っている。今回の参加曲は急遽録音した新曲で打ち込みでないテクノ!?Power勝負!?「MOON」club Technoにliveで出現するうわさも。



水の情景 / 金大偉

'64年中国、撫順市に中国人の父と日本人の母(両親とも画家)の間に生まれ、'79年来日。多摩芸術学園卒業後、画家、ミュージシャン、ビジュアルアーティストとして活動。MIDI Creativeレーベルより「HARMONY」「WATERLAND」をリリース。多くの楽器を演奏し、自然音を多用しているそれらは、アンビエントの王道と云える。また、本人の意識とは別にその旋律に中国の旋律と広さが現れることがオリジナリティの発露となっている。'97年7月1日新作「HONGKONG」(MIDI Creative)を発売した。多彩なゲストとパフォーマーを迎えたLive、絵画個展も定評がある。



Misty Island / 切替正道

電子回路設計のプロフェッショナルでシンセミュージシャン。シンセも自作する。現在はボコーダー、ドラム音源等を製作中。映画「鬼首伝説」(藤原章監督)の映画音楽を担当。マーティン・デニー等エキゾチック系music+楽器設計者。



くつしたの穴 / あすなろボーイズ

本名公表不可。作曲家として数多くのファンを持ち、別ジャンルの独自の音楽もまた追求し続けている。完全覆面参加で、普段は打ち込み主体だが今回はアコウスティック。クリオール、カリビアン?国籍不明。タイトル「靴下の穴」は、気に入った色の靴下に空いた穴から覗いた青空のこと。のんきが一番、は本人の弁。



LOVE MOONCHILD / LAMPUPPA

5才から作曲を始め、ボストンに渡ってC.ナジャー教授のアシスタントとして後進の指導にあたっていたという作編曲者、秦万里子氏と、シンセマニピュレータとして数多くのコンサート、映画のサウンド作りを経験した秦潔氏のユニット。秦潔氏が参加した音作りはピンクレディー「UFO」、「宇宙戦艦ヤマト」「ルパン3世」等多数。普段はこの二人に金井夕子(唄)秦典子(作詞)両氏が加わり、おキラクゴクラク、人にやさしい音楽作りが身上。曲はClassicテイストのMOONサウンドトラック風味。さすが、心地よい音楽に仕上がっている。



Heads in Clouds / モリ川ヒロトー

ビデオアートを含む音楽、ビジュアル作家としてスタート。常に第一線アーティストの道を歩む。受賞多数。NTT、SONY、APPLE、IBM、INNTERNET EXPO、TOYOTA、CANON、スペースシャワー、等の各界の節目にあたるイベントに、先鋭且つ信頼されるアーティストとして音楽やビジュアル作品を提供してきた。本人のモットーは美しいことを前提とした、未発見メロディー、新和音の探求。



Spoon Jam 2md / AKIRA

「MOON」の背景画担当。オーディオマニアの父の影響で産まれたときから大音量でジャズ音楽を聴かされて育った。当時はそれが嫌だったらしい?音楽以外にオーディオ、車等多趣味。ジャズフレーバーを持ったラブリーなダンスビートが身上。



226w.46th st. / 園山光博

マルチsax奏者。園山光博Bandでの活動の他、ミュージカルのアレンジ等を手掛けている。最近の仕事は小堺一機氏の舞台等。参加曲は書き下ろしで、タイトルはN.Y.の劇場の住所とか。たまたまそこで演っていたのは「Fool Moon」という何やらこの日を予感させるタイトル。感動したとのこと。というわけで曲もN.Y.の大通りを思わせる軽快なミディアムテンポのポップジャズ風。



銀の糸のつむぎ歌 / 佐野朋子

Flute,Clarinet奏者、composerの佐野朋子のunit。現在は古楽器groupで活動中。曲もケルト系音楽での参加。



POP MAY DAY / QYPTHONE

'95年結成。'97年より現在のunit名となった。主に恵比寿、青山、下北沢に出没し、Live、若手Designerファッションショーやビジュアルとのコラボレイション等の活動中。”Late80'sNewWave、Mondo、Ele-Popを再構築した全く新しい東京発サウンド/キュート=エレポップ”を目指し、注目されている。今回の参加曲も、軽快なエレポップ、ラウンジポップの仕上がり。近々メジャーデビューする。



EMOTION 2 / 今川ツトム

辻仁成と結成したEchoesのドラマー、解散後KAI-Fiveのメンバー。動脈乖離病という難病の為、絶対再起不能の危機にあったが本人の努力と音楽の力で奇跡のカムバック、活動を再開した。現在はBand、DOODOODOOのDs.とソロワーク。音楽の力は偉大。今回はポップなメロディーにエスニックな味付けのソロワークで参加。



MADAMCAR CRASH / 高塚正

Organ Player。今は懐かし?の70’s Organ回帰、といってハモンドではなく、コンボOrganなのが新しい。最近では、シュトックハウゼンウォークマンのOpeningActとしてナチュラルカラミティーのメンバーとして参加。今年7月には「かせきさいだあ」ナチュラルカラミティーリミックス(トイズファクトリー)、Solo7inchシングル(インスタントレーベル)等発売予定。今回はラウンジ系Organ Playでの参加。



WARP-WET-WOODS / TheSleepwalk

'91札幌にて活動開始。現在は東京に活動の場を移し定期的にLive活動中。サウンドカラーはアーシーなギターとウィスパーヴォイスのコラボレション。男女の主張から中和された素直な音楽がコンセプト。ファンタジックで夢想的な色彩感が持ち味。デモテープ8曲、6曲入り各300円でLive会場で発売中。



I'm Waiting for the Night / kinglet

ミッドナイトオアシスのsinger阿部純子とINTERFERONのハゼモトとのコラボレーションユニット。下北沢のクラブシーンのオーガナイズとライブ活動等を行ってきた。今回の曲はニューウェーブへのKINGLET的オマージュ。



BUBBLE STAR / Thelonious Monkeys

ラブデリックの開発スタッフで構成された謎気味のユニット。メンバーは3匹の猿らしいという情報が入っている。MOONのサウンドトラックも担当。



THE OTHER JET / Venus Fly Catcher

LondonマーカススタジオのエンジニアとしてキャリアをスタートさせたNick Jamesとsinger YokoJKのユニット。Nickのエンジニアとしての代表作には、アスワド、スパンダーバレエ、レベル42、ロバート・プラント、ビル・ネルソン、ロンドン・シンフォニー・Orch.、バナナラマ、ジュン・スカイウォーカー、杏子etc.の大物アーティストが並ぶ。現在はこれら豊富な経験を基に、UKサウンドのComposerとしても活動中。YokoJKはトーラスレコードからラニーラッカーとのDUOユニット「Koko&Ronnie」でデビュー。アルファレコードコンピレーションにテクノユニット”EUR”にて参加等、ヴォーカリストとして活動。今回はUKサウンド、エレポップ系Musicに仕上がっている。



MANON MA VIE / 岐田稔

20才で渡米、MI(Musician Institute)入学、 Larry Steelmen(Jazz Piano)Kevyn Lettau(Vocal)に師事、卒業後の現在はミシェル・コロンビエ(FilmComposer)に師事。現在在仏。「Une Chambre en Ville」(映像Musical)のアレンジを担当している。弱冠22才ながら仕事の質は◎。full Orchestra(生)を指揮した作品はJazzyで明解、ミシェル・ルグランの天才を思い起こさせる。将来が期待される。



月アカリじょんがらロード / 横川雅大

津軽三味線奏者。'63年下田生まれ。本名・村松大。12才からギターを始め、同時期に母の影響で津軽三味線を知る。17才、叔母の家で出会った民謡家相内誠吾に津軽三味線を習い始め、22才で初代浜田喜一門下横川雅美に入門。'86年、弘前で開催されている「津軽三味線全国大会」A級入賞。キングレコード「We are the 津軽三味線」で初レコーディング。'89年から師匠、兄弟子=紺谷英和率いる「バチサウンズ」に加入し、東京駅Concert、大阪花博等でJazz,フュージョンミュージシャン等と共演。現在は独自の世界を作るべくMusicianに限らない多方面のArtistsとセッションを始めている。今回は、「MOON」Game画面にインスパイアされてのじょんがら流道中歌。



父よ私に神の力をください / アマゾン南西部イナウイニ河岸住民

近年、文化人類学者達の興味を惹いているアマゾンの村の祭りの様子を録音。シャーマンの伝承とキリストの再来を祈る聖歌。録音は現地。音質はCクラスだが、その雰囲気の一端は伝わる。Musician、Artistらによって行われたアマゾン熱帯雨林保護運動の精神的背景の一つとなったその教義の中心は、氷河期にも凍らなかった”地球上最も古いアマゾン森と大地のメッセージ”をきくこと。最近注目されている万能薬、コパイバオイル(樹液のエッセンス)もこの地域を中心に採取されている。



面 / SonCalligraphie (ソン・カリグラフィエ)

大蔵雅彦(Alt Sax)、菊地雅晃(A.Bass)のユニット。大蔵はAlbertAilerを思わせるアグレッシヴ且つ音楽性を失わないフリー演奏が身上。大友良英、巻上公一John Zones Cobraセッシヨン等多数で活動中。グラフィックArtistでもあり、当ジャケットデザインも彼の作。菊地雅晃は幼少からPiano,Guitar,Cello等に親しみ、19才よりウッドベースを井野信義氏、渡米後Gary Peacock氏に師事。帰国後、ライフワークであるソロ活動と平行して打ち込みのハウス、テクノ等を含む様々な活動を行っている。共演者も小沢健二、菊池雅章、大友良英、DJCam,ダブソニック、エリオットシャープ、佐野史郎、島田雅彦、ISHIMITSU Producsionと多彩。自己のBandとして「シャトルループ」がある。



BLUE / Dioramic Phono Odor

メンバーの名前は現在公表不可。各々他のバンド、ユニットでも活動中。参加曲はゲーム音源で直接打ち込んだ。プログレバンド「?」で10数年のキャリアのkeyboardistがメインの曲で、多層的メロディー表現にその味がでている。曲名「BLUE」は「気分」のblueのこと。”今置かれている不本意な状態から抜け出せず、やりきれない想いで気が変になりそうな、そんな瞬間はいかが?”がコメント。



アワの唄 / 和完(WAKAN)

杵屋和完。三味線奏者。幼少の頃より、長唄、三味線の手習いを受け、人間国宝、7代目芳村伊十郎、その後6代目杵屋和吉に師事。杵屋和完の名取となる。三味線教授のかたわら、前衛舞踏、freeJazz、Pop、Rock Artistとの共演多数。エレクトリック三味線も演奏する。参加曲は漢字輸入以前の古代日本で使われていたという言霊(コトタマ)を詩?に使ったオリジナル曲で、大場一魅(synthe.)、渡辺信平(mix.engineer)サポートでの参加。



宇宙のお祭り日 / N-ゲージ

Japaneseテクノシーンの黎明期より、モトコンポヘッド等で活動していたメンバーのユニット。”はしだのりひこ&FolkCrusadersを超えるアシッドフォークを目指す”とのこと。



スケルツァーレ ア ノッテ / MELAGRANA

ラテンパーカッショニスト、Bassist。打ち込みも行う。今回は生パーカッション、ボンゴ、コンガ、ジャンベ、シェーカーetc.の一人演奏オーバーダビング。タイトルの日本語訳は「夜の戯れ」。エロティックなパーカッションプレイが目指す方向とか。



月魚 / 坂本弘道

CELLO奏者。他にノコギリ、ハーディガーディ、ヴォイス等。アコースティックは元より、エフェクト、電動ドリルによる火花散らす演奏等、多彩な音色を駆使する。それらが単なるパフォーマンスに終わらず音楽的であることが才能。’62広島生まれ。ライブでは唄を歌う事もあるらしい。’88「midori」を経て、 ’90よりソロパフォーマンス開始。’91少年マルタ、ライオン・メリー、松本正と「echo-U-nite」結成。’93石塚俊明(頭脳警察)の「シノラマ」加入。佐藤研二(マルコシアス・バンプ)、三木黄太(カトラトゥラーナ)78とのチェロトリオ「COTUCOTU」の結成等。その他の共演者に滝本晃司(たま)、さがゆき、あかね、大熊亘。中国映画「息子の告発」(音楽/大友良英)、維新派公演「青空」(音楽/内橋和久)への参加、荒木経惟らとのliveコラボレーション、巻上公一” ジョンゾーン「コブラ」「ベジーク」"への参加。また舞踏家との共演等多彩な活動を行っている。



MOON TRIPS / ユーシン

Yushin"BigJoe"Yoshida。10Holesブルースハーモニカの世界チャンピオン。’54生まれ。’86F・I・Hジャパンハーモニカコンテスト・ブルース部門第1位以来内外で開催されるチャンピオンシップで入賞多数。’93独で開催された第4回ワールド・ハーモニカ・チャンピオンシップス・ディアトニック・ソロ部門・フォーク&カントリーのジャンルで第1位優勝。’89より国立市でハーモニカ教室”ユーシン塾”を始め、現在は都内4カ所で後進の指導にもあたっている。 ’91より全日本ハーモニカ連盟理事。ライブ活動の他、’95阿部薫(sax.)を描いた映画「エンドレスワルツ」(若松孝二監督)で音楽を担当。’97、自分の持つノウハウをほとんど注いだというBLUES HARMONICA METHOD(全音楽譜出版社)を出版した。今回の曲はオリジナルチューニングharp.でのソロ演奏での参加。



flower waltz / Thelonious Monkeys

ラブデリックの開発スタッフで構成された謎気味のユニット。メンバーは3匹の猿らしいという情報が入っている。MOONのサウンドトラックも担当。



Kera-ma-go(ケラマーゴ) / Thelonious Monkeys

ボーカルはクリスタちゃん。エンディングタイトルに流れるのはこの曲のフルアレンジ。



2001 / NANTARA下村

打ち込みも行うNANTARA下村のsolo unit。ヒカシューその他と活動していたが、最近は本間ENZOと結成したU.M.A.が活動の中心。精力的なライブ、作曲活動を行っている。アグレッシヴな演奏もするが、近ごろは斬新な音色のコードワークを追っているようだ。Jazzyなアドリブワークもうまい。この曲は嵐の過ぎ去ったあとの早い雲の流れをイメージして作られた。

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2005-09-08

PS用RPG「moon」のMD~③楽曲

テーマ:PS用RPG「moon」のMD




moonファンのみなさん、こんにちわ。

前回の記事:PS用RPG「moon」のMD~②聴く
からだいぶ時間が経ちましたが、しっかりMD聴けるようになりましたか?
毎日KERA-MA-GO聴いていますか?(ボクは聴いていません)


前回の記事に おいて

次回最終回、「楽曲批評」。
ファイル名STR0064とかじゃよくわかんないよ?
各ファイルの正式曲名が知りたい。
なんか、1データのうちに何曲か混ざっちゃってるのもあるし…。
教えてCameLieOnむしろ教えろこのボケ。
そんな方々のために送る、ナイス解説文。ご期待下さい。
というかすみません、面倒くさいので書かないかも! ご期待下さい。


と書いてから早4ヶ月。
お待たせしました、やっとこさ最終回に取り組みます。

とりあえず言い訳をさせていただきますと、
書く時間がなかったわけじゃないのです。
面倒くさかったのです。やってらんなかったのです。

しかし、要望が増えてきたので書かざるを得ません。
お約束の「編集部の介入」ってやつです。
ボクとしては書きたくないのです。だから、テキトーに更新します。


シャレんならんことを書いてしまったと反省
するフリをしつつ反省せず、さっそく本題に移りましょう。

すばらしいソフトウェア「PSX Multi Converter」を用いて
moonのゲームディスクを開くと合計72個の音楽データが展開されます。
各データの曲名・アーティスト名を表にまとめつつ、楽曲批評を加えます。

まあ、「楽曲批評」に関しましては
音楽にウトいボクに批評なんか出来っこありませんので
バーン(ゲームの中でMDを販売しているバーン堂店員)の批評を
書き写しておきます。(かったるい作業です)


STR 曲名・演奏家 バーンの批評
001
064
Killah Blues ターンテーブル2台で作り上げたDJワークHIPHOP。スクラッチも聞きごたえアリ。
KILL THE PITCH
002
065
美好的 ファンクベースのエレクトリックサウンドに、ドラムんベースも取り入れた意欲作。
イメージソウル
003
066
HORIZON 複雑なプログラミングで構成されたトリッキーなリズムがうなる、それが醍醐味なのさ。わかる?
UBIK
004
067
ADDIOS PISTORA うねりベースが分身の術。ビートとがマカロニウェスタンと融合し、西部をダンスフロアに変えた。
ニムラ・オーバードライヴ
005
068
HAIA ファンカデリック色濃いHIPHOPをベースに、フィメールボイスとアーシーなホーンが絡むよ。
D.T.Construction
006
069
17th Space Continental Drift ヘヴィーでアブストラクトなインダストリアルグルーヴが圧倒的重圧感を持って君の耳を直撃。
GALLAKTICA A.K.A.
007
070
TILT 躍動感とストレートなエモーションが聞く者を挑発する。デジタルな腰で聞けよ! 感じろよ!
FINALOFFSET
008
071
SIMONE 交錯するSAX。うなれチョッパーベース。魂をゆさぶるサウンドでテクノロジーの壁は崩壊寸前。
U.M.A.
009
072
水の情景 リラクゼーションツールとしてのアンビエントではくくれない、文字どおり水の情景が浮かぶ。
金大偉
010
073
Misty Island ラテンテイストのボサノバに、心地よいエキゾチカラウンジミュージックがほどよくブレンド。
切替正道
011
074
くつしたの穴 広大な大地を思わせるスケールにクレオール感覚がMIX、ホールオヴソックスとはまさにこの事。
あすなろボーイズ
012
075
LOVE MOONCHILD 堅苦しくないクラシカルなフレーズに耳を傾けてみれば、ほら、やさしい気持ちがやってくるよ。
LAMPUPPA
013
076
Heads in Clouds 美しいメロディー新発見。アンビエントミニマルミュージックがひとときの清涼感を与えてくれる。
モリ川ヒロトー
014
077
SpoonJam2md 軽快なリズムがさわやかな夏の到来を告げる。聞こえるかい?疾走するネオ・クロスオーヴァー。
AKIRA
015
078
226w.46th ST. 耳と体にやさしい正統派JAZZフュージョン。確かなテクニックに支えられた感情豊かなSAX。
園山光博
016
079
銀の糸のつむぎ歌 ケルトの風に乗って、オーボエとフルートが織り成すのはまぎれもない銀の糸。
佐野朋子
017
080
Pop May Day チープでどこかなつかしい、珠玉のPOP玉手箱。スウィートキャラメルミュージックはいかが?
QYPTHONE
018
081
EMOTION Ⅱ 冷たいマシンビートと泣きのギターがエモーショナルに昇華する。インテリジェントな情熱キラリ。
今川ツトム
019
082
MADAMCAR CRASH スパイ映画を思わせる小気味良いアップビートで、MADAM CARは彼方へ消える‥
高塚正
020
083
warp-wet-woods エフェクティブなギターとウィスパーヴォイスが、哀しくもはかない独自の世界を展開していく。
THE SLEEPWALK
021
084
I'm waiting for the Night キュートなボイスと心のこもったシーケンス。しっとりとした中にも熱いほとばしりが見え隠れ。
kinglet
022
085
BUBBLE STAR 宇宙のモンドは泡まみれ。星のコラージュ見え隠れ。宇宙姓名と書いてコスモゾーンと読む。
Thelonious Monkeys
023
086
THE OTHER JET ノスタルジックな悠久のミディアムテンポで、新しくもトラッドな英香の感触に酔ってみるか。
Venus fly catcher
024
087
MANON MA VIE シネマJAZZ風のグッドセンスアレンジは、フレンチの香りであたりを満たすんだ。
岐田稔
025
088
月アカリじょんがらロード 正調ツガル三味線で渡るじょんがらロードは、険しくも月アカリが頼りダス。
横川雅大
026
089
父よ私に神の力をください アマゾン秘儀の村祭りの聖歌を現地録音でダイレクトに伝える。森と大地のメッセージ。
アマゾン南西部、イナウイニ河岸の住民
027
090
お互いに一歩も引かないアグレッシブなサックスとベースによるインプロヴィゼイションの世界。
Son Calligraphie
028
091
BLUE 個性的な音の運びはまさにノンジャンル。16和音奇盤による職人芸もまたノンジャンルだ。
Dioramic Phono Odor
029
092
あわの唄 ナガウタ系三味線がしぼりだす、古来伝来オリエンタルな神の唄。いにしえの言霊に神が宿る。
和完
030
093
宇宙のお祭り日 ファニーヴォイスも光る、アシッドでフォーキーな、極彩お祭りソングでハッピーカーニバル。
N・ゲージ
031
094
scherzare a notte 夜と戯れればラテンの血も騒ぐよね。ラテンパーカッションは女性の腰もうずかせるという事か。
MELAGRANA
032
095
月魚 チェロの多重録音による、メランコリックでマカ不思議な独自の世界観にどっぷり浸れよ。
坂本弘道
033
096
MOON TRIPS (ワンダの店で流れるMD)
ユーシン
034
097
flower waltz (フローラのMD)
Thelonious Monkeys
035
098
Kera-ma-go (クリスのMD)
Thelonious Monkeys
036
099
2001 (サクリファイス・アニマルズがくれるMD)
NANTARA下村


※ 曲名・アーティスト名の表記は『moon』取扱説明書に準拠しています。
※ 1~32がバーン堂で買えるMD。その他4枚はどこかで手に入ります。
※ STRの項にはふたつの番号が振られていますが、
   001から始まる場合と064から始まる場合、両方に対応させました。


【参考】
MDミュージシャンについて① (from moon公式サイト
MDミュージシャンについて② (from FULL MOON さん)



ここから先は、MDの楽曲ではなく、ゲーム中のサントラです。
(曲名は幻のサントラアルバム
を参考にしました)



037(100)~046(109) / 048(111)
冒頭の“フェイク”moonの各場面で流れるチープサウンドです。


047(110)
→ 切替正道『SEASIDE WALKWAY』
シト・ビシャスとアダーの別れの場面で流れます(うろ覚え)。


049(112)
→ 『Clair de Luna /(1:48) プロミス(dreamバージョン)』
おばあちゃんの家で流れる『月の光』(ドビッシュー作曲)と
夢の中で女王と会う際に流れる『プロミス』がつながっています。


050(113)
→ 『Clair de Luna /(1:48) departure(?)』
おばあちゃんの家の外で流れる『月の光』ミュートバージョンと
ロケットで月へ向かう際に流れる曲(曲名不明)がつながっています。


051(114)
→ 『moon castle /(1:26) departure(?) /(4:06) 勇者の孤独(?)』
城の王室で流れる『moon castle』と
バリバリ島へ向かう際に流れる曲(曲名不明)と
勇者が登場する際の曲。ぐちゃぐちゃ。


052(115)
→ 『moon castle /(1:26) departure(?) 』
城の廊下で流れる『moon castle』ミュートバージョンと
再三登場の『departure』(と思われる曲)が混ざってる。
このデータもグチャグチャ。
051もそうですが、ボクは分割して聞いています。


053(116)
→ 『ホーンテッドハウス(?) /(1:19) プロミス』
たしかこの曲はホーンテッドハウスで流れましたよね?(自信ない)
後半は049でも登場した『プロミス』。じゃっかん元気なバージョン。
主人公の家で世界地図を見る時に流れます。普通に名曲。


054(117)
→ 『勇気は死ぬまで斗う~1.勇者の孤独 / 2.勇者 最後の戦い』
曲名には自信がありませんが、勇者がらみの曲です。


055(118)
→ U.M.A.『suisei』
サクリファイス・アニマルズのライヴ・ナンバー。


056(119)
→ 『勇気は死ぬまで斗う~2.勇者 最後の戦い /(1:58) ドガ』
前半の曲名は自信がありません。クライマックスに流れる曲。
後半は『ドガ』、別名『真夜中大学のテーマ』です。
032(095)『月魚』の坂本弘道による曲。


057(120) & 058(121)
→ 『DJサイケ DANCE MIX-Mexican beats-TILT-Celestial body』
057はテクノポリスのクラブスペースで流れ、
058ミュートバージョンはクラブ外のエレベーター前で流れます。
なお、中盤の『TILT』は007(070)と同音源。


059(122)
→ TS MUSIC『TS 2000』
クラブのVIPスペースで流れる。
おそらく002(065)を提供しているイメージソウルのナンバー。


060(123)
→ LAMPUPPA『ポセイドンの子供達』
クラブのVIPスペースで流れる。


061(124)
→ 『KERA-MA-GO(full version) /(5:36) ?/(6:27) プロミス
前半『ケラマーゴ』フルバージョンはエンディングで流れます。
後半は曲名不明ですが、ムツジローの番組で流れるアレです。


062(125)
→ 『Tears of machine(?) / (1:31)All We Need Is Love(?) /
  (3:33)REACH-AIR-BURST』
このデータ、混ざりまくってます。
前半はベーカーのイベントで流れる曲です(あてずっぽ)。泣ける曲です。
中盤は月面で流れる弦楽曲+ハーブ花出現のサウンド。
『REACH-AIR-BURST』はレディ・テクノの部屋で流れるダンスナンバー。
020(083)を提供したTHE SLEEPWALKによる曲。


063(126)
→ 『departure / (02:40)Tears of machine(?) /
  (4:17)KERA-MA-GO(ive version) / (05:50) プロミス~フィナーレ』
このデータも雑然としています。
前半また出たデパーチャー。月の扉をひらこうとする時に流れます。
中盤の『Tears of machine』は062とは別バージョン。
レディ・テクノのイベントで流れたかな、とかすかな記憶があります。
後半のケラマーゴはクラブでのライブ演奏。
最後は月で女王と会う時に流れるプロミスでシメ。


064(127)
→ 『勇気は死ぬまで斗う~2.勇者 最後の戦い /
  (2:00)花たちのかすかなささやき(?) /
  (3:51)ホーンテッドハウス~タナカの一生(?) /
  (5:38)ホーンテッドハウス~パニック(?)

タイトルがわかりません。056とは違う曲です。戦闘中の音楽です。
中盤は、これもタイトルに自信がありませんが、
勇者が初めてアニマルを殺す時(ムツジロー登場時)に流れる曲です。
『ホーンテッドハウス』、これ実は053(116)の続きです。
どんだけ離れてるっちゅうねん。(ボクはつなげました)


065(128)~072(155)
その他、ゲーム中に使用される環境音など。
どのトラックがどの場面に登場するか、あなたにはわかるかな?
ボクは少ししかわかりませんでした。






<おまけ>


『KERA-MA-GO』を歌うクリスちゃんは、この子。
当時12歳だったKrysta Ashley Schulzeちゃんです。
「クリスタ・アシュレイ・シュルツ」という名前からして、おそらくドイツ人。
アメリカ人とかテキトー書いちゃったよゴメン。(9月28日修正)

なお、「シャーリー・クリスタ」という名前だとする説もある。
どっちだかわかんない。

どっちでもいい。
ボクらの中では、彼女は「クリスタ」じゃなくて「クリス」なんだから。。。
(↑ゲームに脳をやられた人の発言)

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2005-05-02

PS用RPG「moon」のMD~②聴く

テーマ:PS用RPG「moon」のMD



前回の記事:PS用RPG「moon」のMD~①紹介


さて、お待たせ致しました。
いよいよmoonのMDを聴く方法を解説いたします。
サントラを買わずともプレステを所有せずとも
CDデッキが壊れていようとも、聴けちゃうのですまぁびっくり。
しかも、MD以外の曲まで聴けてしまう、すごい秘伝です。



1.MDを聴くのに必要な物を用意しましょう

まずは、下に挙げる「必要な物」をご用意下さい。


必要な物

1.moonのディスク
2.パソコン
3.おやつ
4.ラブ
5.PSX Multi Converter



moonのディスク。
お手持ちのゲームディスクです。裏が黒い腹黒いヤツ。
「やべぇよ売っちゃったヨ」 とか 「もともと持ってないよ」
って人は近所の中古ゲーム屋さんへGO。
お金と交換してくるなり黙って持ってくるなりして入手して下さい。
 名作ゲームは総じて中古価格が落ちにくく、
一昔前まではmoonも¥2,480とかいう高値がついていましたが
今は徐々に安くなってきており、¥1,480くらいが相場です。
運が良ければイチニッパくらいで手に入ります。
 とりあえず買っちゃいましょう。万引きは犯罪です。
今回ご紹介する方法を使えば、実に
音楽CD3枚分に及ぶ音源が手に入るのですから、
中古1500円だとしても安い物です。
(ボクはゲームをクリアして一度手放したものの、
「MD聴きてぇ!」という衝動に駆られ、997円で再購入しました)


パソコン。
パーソナル・コンピューターの略です。
これはソニー製でも富士通製でも構いませんし、
ウィンドウズでもMacでもOKです。
ただし、絶対必要条件が ふたつあります。
 ──「インターネットに接続できること」
 ──「CDドライブを装備していること」
このブログを読んじゃってくるくらいだから
インターネットには接続できてるでしょうが、
CDドライブはありますか。もしも無かったらアウトです。
パソコン本体を買い換えるか外付けドライブを買ってきて下さい。
CD-RやDVDがどうたらは関係ございません。
普通のCDを読み込めるドライブがあればOKです。


おやつ。
作業には時間がかかりますのでおやつを買って置いて下さい。
もちろん、500円以内です。(バナナもタバコもおやつに含みます)
うまい棒ならば50本、5円チョコならば100個買えるのでおすすめ。
が、そんなにめちゃくちゃ時間がかかるわけじゃないので
もうちょっとグレードの高いお菓子をいくつか買ってもOKです。
タバコを吸う人は1箱までになりますね(基本的に)。
ぎりぎり2箱買えない値段に設定したのは、
みなさんの健康を気づかうCameLieOn先生のイキな はからいです。


ラブ
All You Need Is Loveです。愛があればラブイズオッケーです。
moonへの愛があればこそ、MDを聴きたくなるのです。
この「ラブ」を持っていない人は
今回の記事を読んでもあんまり得する情報は得られません。


PSX Multi Converter
これです。これこそが今回の記事のキモです。
このプログラムをダウンロードするために
インターネット接続が必要なのでした。

 



2.PSX Multi Converter(PsxMC)をゲット

こちらのサイトへお行きなさい。

  PsxMC開発室
   (『ふぃろ's Garage』 さんのメインコンテンツです)

moonファンを飢餓感から救う
すばらしいプログラムを無料ダウンロードできます。
ふぃろ様はmoonファンにとってアダー(神さま)のようなものです。
感謝しましょう。最高のソフトをありがとう、ふぃろさん!

PsxMC(PSX Multi Converter)は、
PlayStationのゲームCDから
ムービー,オーディオ,静止画像データを抜き出して
AVI,WAVE,BMPに変換するソフトです。

(サイト上の紹介文より)

このプログラムのお世話になる事で、
プレステのゲームディスクから音楽データを
ちゅうちゅう吸い出す事が出来るというわけです。

パソコン中級者以上は
ここまで書いてきた文章だけで
「MDを聴く方法」が ご理解いただけたかと思います。
ご理解いただければ、もう読んで戴く いわれはございません。
余った時間を有用にお使い下さい。

以下、パソコン初心者向けの講義です。
普段の天使のように純真無垢な
どちらかと言えば天然素材なキャラを捨て、
スパルタ式で厳しく行きますので御覚悟あそばせ。

コホン…。

なめんなよコラーッ!
ビッシバッシ行くからよ!! 夜露死苦なボケ!

ソフトがいっぱいあっから
PsxMCっていわれてもどれだかわかんねーってか?
どうせよ、おめーにゃわかんねんだからよ、直リンク貼っちまうよ。
http://homepage2.nifty.com/~mkb/PsxMC/download.html#PsxMCF
ここだよここ。

ここのな、右下にな、
背景がピンク色の「バイナリ」ってあんだろーが?
なに、無い? あるよ、よく見ろよハゲ。
そこによ、「PsxMC253.zip」ってあんだろ。
(数字がちがう? そりゃ、バージョンアップしたんだ。
「バージョンアップ」って言っても、
おめぇにゃわかんねぇだろうがよ(笑)!)
そのPsxMC253.zipをクリックすんだよ。左クリックでいいぜ。
するってぇとよ、なんか小窓が出現して
「開くか保存するかどっちなんだよ」とか訊いてくるからよ、
保存を選ぶんだわかったな。開くじゃねえぞ。
保存先は好きな所に設定シロ。ただし、保存した場所忘れんなよ!

ダウンロードに時間がかかるようだったらおやつを食えよな。

ダウンロードが済んだら
保存されたファイルを右クリックしろ。
で、「すべて展開」ってやつを選ぶんだ。なけりゃあ「解凍」な。
すると新たに「PsxMC253」っていうフォルダが作られるんだ。
そん中の「PsxMC」ってファイルをダブルクリックして
プログラムを起動させろよな。ぜったい起動させろよな!
なんか変なメッセージ出ても気にしないでガンガン行けよ。
信頼と安心の超安全ソフトなんだからよぉ!

 



3.PsxMCの使い方

頑張って悪ぶってみましたが、
性格の良いボクにはこれ以上 演じられません。限界です。
いつも通りの口調に戻します。良かったねボク。
不快感にさいなまれて夜も眠れなかった方々も、良かったですね。

さて、ここまで順調に作業が進んでいれば
PsxMCが起動されているはずです。
おやつも結構消費したはずです。
(うまい棒でいえば20本、5円チョコでいえば70個)
順調に進んでいない方はコメント欄にてご質問下さい。
「サイトに行けません」「ダウンロード出来ません」「起動しません」
「おやつが一向に減りません」「おやつ、もうなくなりました」
などの質問にも懇切丁寧にお答え致します
ぇん。すぇん。せん。極力自分で調べましょう。


クライマックスは近い。あと少しでMDが聴けます。
もうちょっと頑張りましょう。

はい、それでは
moonのディスクをCDドライブに挿入して下さい。

入れましたか?
ゴムはつけなくていいですよ。生でだいじょうぶです。
(↑よくわからない子は気にしないで下さい。大人の駄弁ですので)

ディスクをいれましたら
CD-ROMから開く」っていうボタンを押して下さい。
左下に「すべてリスト」「ムービーのみ」「オーディオのみ」とか
ある辺りですよ。

するとですね、CDAZうんぬん訊いてきますね。
ここで別れる2タイプ。

てっとり早く聴きたい人は、深い考えは持たず
サーバーを検索」とかいうのを押して下さい。
「STR0064」から「STR0135」までのファイルが表示される事でしょう。

「64から始まるなんてイヤ! When I'm Sixty-fourだよ!」
と錯乱してしまった人は、「解析処理を実行」を押して下さい。
すっごい時間が掛かるけど、0001~0072の並びになります。
0072ですよ。なんだかイイ響きでしょ?

これでですね。いちおうもう聴けます。(やった!)
STRなんちゃらをクリックすれば
PsxMCのプレビュー上で再生されます。(やったやった!)

あいや喜ぶのはまだ早いアルヨ。
これをWAVE形式(音楽CDと同じファイル形式です)に変換し、
いちいちmoonのディスクを準備したりPsxMCに頼らずとも
パソコンのハードディスクに保存してゆっくり聴いたり
CD-Rに焼いてコンポで観賞したりも出来るのです。


まず、、ウィンドウ上部のタブから
「操作()」→「すべて選択()」をクリック。

それから、右側の「情報」「プレビュー」「変換」「CDAZ」
の順に並んだメニュータブから「変換」を選んで下さい。

変換形式
→WAVE変換でお願いします。

出力ファイル
→右端のボタンを押して、変換保存先を指定して下さい。
 moonの音楽データ全72ファイルは
 WAVE形式に変換すると1ギガバイトを越えますので
 ディスク残量に ご注意下さい。


その他はあんまり気にしなくていいです。
moonの音楽はもともとモノラルですし、ドンマイ。

準備が整ったらウィンドウ下部
変換開始」をクリックします。
変換保存先に次々とデータが移行されていきます。
全データの変換が済むまでにはけっこうな時間を要します。
そのあいだ指をくわえて待っていてもいいのですが、
どうせなら 残ったおやつを食べましょう。

──変換が終了すれば、あとはもう聴きまくるのみです。
リアル世界でもmoonのMDが聴けまする。やったね!


 



次回最終回、「楽曲批評」。

ファイル名STR0064とかじゃよくわかんないよ?
各ファイルの正式曲名が知りたい。
なんか、1データのうちに何曲か混ざっちゃってるのもあるし…。
教えてCameLieOnむしろ教えろこのボケ。

そんな方々のために送る、ナイス解説文。ご期待下さい。
というかすみません、面倒くさいので書かないかも! ご期待下さい。

(9月8日、追記)
ついに書き上げました。
こちらです→PS用RPG「moon」のMD~③批評

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2005-04-11

PS用RPG「moon」のMD~①紹介

テーマ:PS用RPG「moon」のMD


発売当時から“隠れた名作”として知られ、じわじわと人気が浸透、
徐々に知られてきたので別に隠れてなくなった名作ゲーム「moon(ムーン)」。
プレイステーション専用ソフトとして発売された
ロール・プレイング・ゲームです。

ゲーム内容の素晴らしさは今さら語るまでもありませんが
音楽に関しては、いまだに“隠れた名作”であります。
幻の名盤、みたいな感じです。 

市販されたサウンドトラックCD(初版。1枚組)は
認知度の低さから速攻で廃盤しましたが、
「ほしい! ほしい! もう1回発売して!」と
熱狂的ファンたちがたのみこむ に頼み込んだため、
得票数ぶっちぎりで復刻が決定し、
3枚組完全版サントラが限定発売されたほどの人気でした。

その完全版CD 『THE SKETCHES OF MOONDAYS
WE KEPT OUR PROMISE TO YOU』は、
世に出回った枚数自体が少なかった上、
手に入れた人のほとんどが手放さない良質な作品ですので
現在、えらい値段で取り引きされております。(まだ5ケタかな)

(収録曲についての詳しいスペックはこちら です。
 曲名英訳と収録時間についてはこちら




MDシステムについて



このゲームは「アンチ・RPG」をテーマにすえていて、
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどの王道RPGに
「それって、おかしくないかい? 愛だろ、愛」
と疑問を投げかけるRPGになっています。

moonのゲーム中に流れる音楽もそのスタンスを踏まえています。
「フィールドに出たらフィールドの音楽で、洞窟に入ったら洞窟の音楽」
という旧来の常識を打ち破る、風変わりなBGMシステムを採用してます。
以下、ゲームの取扱説明書からの抜粋です。

MD(MoonDisk)は、BGMのかわりに、
手に入れたディスクを聞きながら、
ゲームをプレイできる画期的なシステムです。
ただし特定のマップによっては、
使えない場所もあります。(お城の中など)

MDは、世界のどこかにあるMDショップで購入したり、
物語の中で入手することができます。


世界のどこかにあるMDショップっていうのは
ぶっちゃけ「バーン堂」のことです。
主人公の家からアダー神殿へ向かう時に抜ける洞窟内で営業中です。
まだゲームをプレイした事のない人には
ネタバレになるので言いませんが。(言っちゃってるって!)

バーン堂で購入できるMD(1枚100ネカ均一)は32枚。
ジャケ買いしてもいいですし、店員のバーンから批評を聞いて
自分の趣味と合いそうな曲を買ってもOK。
好きな物から順番に購入できます。
おこづかいを貯めて毎日1枚ずつ買うのもいいですし、
大金をゲットして大人買いコンプリートしちゃうのも良いのです。

そして、「物語の中で入手」できるMDは4枚。
計36曲 がゲームのBGMとして自由にセレクトできます。
ウォークマンのように曲順をプログラムしたり
曲をLRボタンで飛ばしたりも出来ます。





参加アーティストについて



MDに楽曲を提供したアーティストは34組。
主にセミプロやアマチュアです。
(プロ活動をしている人もいますが、いずれにせよ無名な音楽家です)
これがもー、いい意味で「プロじゃない」んです。
銭に汚れていないピュアな音楽。
風変わりだから商売にゃならねー感じなんだけど
ここでしか聴けないような音楽。
(残念ながら、悪い意味で「プロじゃない」音楽もあるのですが…)

「音楽大好き。でも、ジャンルとかにはこだわりはなくて、雑食」
そういう人に激しくお勧めします。必聴です。

「でも、サントラ手に入らないんでしょ?
音楽聴くためだけにいちいちプレステ起動したかぁないよ」
そんな方々に朗報です。
あるんです。プレミアのついたサントラ買わなくとも、
ゲームを起動させずとも、moonのMDを聴く方法が。

次回、その方法についてお話しします。

(5月2日、追記)
こちらです→PS用RPG「moon」のMD~②聴く

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