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2011年9月18日21時21分

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放出セシウム微減 福島第一原発の2号機

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 東京電力は18日、福島第一原子力発電所の2号機原子炉建屋上部で空気中に含まれる放射性物質を調べたところ、半月前に比べ濃度が1けた程度下がったと発表した。原子炉の温度が下がったためとみられる。

 調べたのは、放射性物質のセシウム134と同137の濃度。17日に2号機原子炉建屋上部で穴が開いた場所で調べたところ、空気中の濃度限度の約0.03〜0.01倍だった。前回8月29日時点では約0.75〜0.33倍だった。

 東電によると、原子炉内にあるセシウムは温度が下がると水に溶けにくくなり、蒸気とともに外部に放出される量が減る可能性がある。東電が原子炉の「冷温停止」の前提として重視する原子炉圧力容器下部の温度は前回調査時より0.2度の低下にとどまるが、別の格納容器内の温度観測点で12度下がった部分があるなど、東電は「総合的に低下傾向にある」と説明している。

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