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2、3号機ともに濃度が上昇

9月19日 22時15分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、18日、放射性セシウムの濃度は、2号機、3号機ともに前の日を上回りました。

このうち、18日、2号機の取水口付近で採取した海水から検出された放射性物質は、1cc当たり▽セシウム134が国の基準の9.8倍の0.59ベクレル、▽セシウム137が7.7倍の0.69ベクレルで、ともに前の日を上回りました。この2号機の取水口付近の海水からは、4月に、セシウム137が、国の基準の110万倍の濃度で検出されています。一方、3号機の取水口付近では、1cc当たり▽セシウム134が基準の8.2倍の0.49ベクレル、▽セシウム137が基準の6.2倍の0.56ベクレルと、こちらも前の日を上回りました。このほか、沿岸と沖合の海水の調査は、台風の影響で18日は実施されませんでした。