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【プロ野球】

ヤクルト10連勝ならず

2011年9月19日 紙面から

ヤクルト−横浜 9回裏2死一、二塁、畠山の飛球を一塁手筒香が捕れず得点を許す=神宮で

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◆横浜4−2ヤクルト

 あと数メートル伸びれば逆転3ランという武内の打球は、右翼フェンスギリギリで捕られてゲームセット。ヤクルトの連勝は9で止まったが、0−4で迎えた9回、相手失策を絡めて2点を奪い、完封負けは逃れた。

 だが、「一矢を報いた」などというムードはみじんもなかった。試合後の小川監督が「あんなことじゃダメだ」と声を荒らげたのは、反撃した9回の畠山の怠慢プレーだ。

 田中の中前打で1点を返し、なお2死一、二塁で迎えた主砲の打球は、マウンド上空に高々と上がった。これを一塁手・筒香が取り損ねる間に二走・田中が生還。一走・川端も三塁に進んだが、打者走者の畠山は一塁止まり。「二塁まで走れた球。打ち損じで“あ〜あ”じゃダメなんだよ。二、三塁になってれば、相手の守備隊形も変わったかもしれない。やれることをやらないとほころびになる」と指揮官。負けや不振は責めないが、基本をおろそかにすれば怒るのが小川監督だ。

 「連勝はいつか止まるもの。大事なのは明日。もう一度引き締めていかないと」と、すぐに気持ちを切り替えた。 (竹村和佳子)

 

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