ガッキー涙…震災復興募金に３千人殺到！

　女優・新垣結衣（２３）が１８日、京都・平安神宮前で行われた所属事務所・レプロエンタテインメントによる東日本大震災復興支援プロジェクト「レプロ・ハピチャリ募金部」に参加して義援金を募り、約３０００人が集まった。同社タレントが自転車に乗って全国で募金を呼びかけるチャリティー企画で、この日の最終募金場所となった平安神宮前には、途切れることのない善意の列ができ、新垣は涙で目を真っ赤にしながら「みんなありがとう！！気をつけて帰って下さい」と声を振り絞った。

　途切れる気配すらない善意の列。混乱を避けるため、約３０分に設定された募金時間が残り５分になったころ、一人一人にほほ笑みかけていた新垣の表情が一変した。

　タオルで顔を覆い、みるみるうちに目は真っ赤に。ふいてもふいても流れる涙に、ついにはいったん募金を中断し、天を仰いで深く息を吸った。

　この日は立命館大学から鴨川などを自転車で走りながら京都市内数カ所で募金を呼びかけ、行く先々で「ガッキー」と声を掛けられた。「京都は坂が多いと聞いていたけどここまできついとは」と汗をかきつつ最終地点の平安神宮に到着。「たくさんの方からお金、気持ちを分けてもらうのはデリケートなこと」と戸惑いながらも温かさにふれ、最後に３千人の人だかりが目に飛び込んだ。

　「暑い中、こんなに集まってくれるとは思わなかったので驚きました」と胸がいっぱいになり、涙が頬を伝った。

　時間の都合で募金ができなかったファンには、手をメガホンのようにして「ありがとう！！」と叫び、大きく手を振って感謝の気持ちを伝えた。

　「‐募金部」は自転車で全国をまわり、募金を呼びかける“チャリ”ティー企画。日本を東北６県を除く７ブロックに分け、６月から女優・羽田美智子（４２）、俳優・池内博之（３４）らが自転車にまたがり活動してきた。

　これまでの募金場所では多くても数百人単位の人だかりだったが、この日はまさに桁違い。連休と京都屈指の観光スポットという要素も加味されたとはいえ、絶大なガッキー人気を見せつけた。

　同企画は１０月２日に中村蒼（２０）、大川藍（１８）ら同社のタレントが集結する中、都内でフィナーレを迎える。

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