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米国にて弁護士への道 - 出願に必要な書類編
2011.4.12 (火) - 東京時間
 

さてさてー、昨日ご紹介した、

米国のロースクールにおけるJ.D.とLL.M.の違い の続きでーす。

今回はアプライに必要な書類についてご説明したいと思います。

つきましては項目を羅列させてみました。

あ、ちなみにここからはJ.D.だけにフィーチャーしていきます (゚Д゚)ノ ァィ

前回お話しましたように、アメリカにて弁護士になるにはJ.D.卒でないと道が開けないのでネ♡

 

1) Application form  (願書)

2) Transcript (大学・大学院での成績証明書)

3) Evidence of Diplomas of Degrees (卒業証明書)

4) Resume (学歴等のレジュメ) 

5) Recommendation (推薦状2~3通)

6) Essay (エッセイ)

7) LSATのスコア




→LL.M.との違う点:
J.D. : 1) LSATがある  2) TOEFLがない
LL.M. : 1) LSATがない  2) TOEFLがある 


→ビジネススクール(MBA)と違う点:
J.D. : 1) 試験はLSAT  2) TOEFLがない
MBA : 1) 試験はGMAT  2) TOEFLがある


・・・と、LL.M.や以前ご紹介したビジネススクールと若干異なってくる訳ですが、

まぁ、ビジネススクールに必要なGMATは適性(科目)試験の内容が違うってだけなのでいいとして、

問題はTOEFLですよ、TOEFL!!

なんでLL.M.にもビジネススクールにもTOEFLのスコアが必要なのに

LSATに関しては不要かと言いますと、なぜならアメリカ人対象だからです。

日本で日本人が司法試験を受けるのに、日本語の検定試験は受けないですよね。

つまり、受ける必要がないだけの語学力がある人、

言い換えれば、TOEFLで満点レベルでなければLSATの試験は到底理解できないという事です。


 
そんなわけで、J.D.に必要な出願書類にはTOEFLがスキップされ、代わりにLSATという試験が加わる、

上記の通りとなります。

で、次はエッセーのご説明をしたいと思います。


・・・続く。



<ひとりごと>
右腕がけんしょう炎になってたのですが、ステロイド注射打ったら一発で治ったー。
アハハー。



by HK-ann | 2011-04-12 13:39 | 米国にてMBAホルダー、弁護士
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