東京の雑居ビルにオーナー遺体　頭に傷、殺人容疑で捜査

　１９日午前７時ごろ、東京都豊島区長崎２丁目の雑居ビルの地下１階にある事務所で、男性が倒れて死亡しているのが見つかった。

　警視庁目白署によると、男性は７０代とみられ、うつぶせに倒れ、後頭部には殴られたような傷があった。

　目白署は事件に巻き込まれた可能性が高いとみて捜査している。

　現場は西武池袋線椎名町駅から北東約１５０メートルの商店街の一角。

（共同）

　１９日午前６時４０分ごろ、東京都豊島区長崎２丁目の雑居ビル地下１階のゲームセンター事務所で、ビルを所有し、ゲームセンターも経営する鈴木明さん（７５）が血を流して倒れているのを妻（７１）が見つけた。

　警視庁目白署によると、鈴木さんは既に死亡しており、後頭部には殴られたような傷があった。警視庁は殺人事件とみて捜査を始めた。

　鈴木さんはビル４階に妻ら４人と暮らしており、事務所に泊まることがよくあった。１８日午後１１時ごろ、ゲームセンター内で長男（４４）に排水ポンプのスイッチを入れるよう頼んだことが確認されており、警視庁がその後の行動などを調べている。

（共同）