聖路加のパワハラ裁判
週刊文春の名誉毀損認める 聖路加病院めぐる記事
病院内でパワーハラスメントがあったとの週刊文春の記事をめぐり、聖路加国際病院(東京)が文芸春秋側に1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁の堀内明(ほりうち・あきら)裁判長は29日、パワハラを否定して名誉毀損(きそん)の成立を認め、165万円の支払いを命じた。
一方、認容額の算定理由の中で、医師間の対立が医療体制に及び、手術のボイコットなど危険な事態を招いていたと指摘。「記事が患者軽視とも言える姿勢に警鐘を鳴らしたのは否定できず、反省を求められてしかるべき面がある」と述べた。
判決によると、記事は2008年10月16日号と同23日号、09年3月26日号に掲載。女性総合診療部の部長が、部下の男性医師が手術を執刀する際に助手の医師にボイコットを指示するなどし、男性医師は体調不良を理由に異動させられ、担当の患者が抗議して自殺を図ったという内容だった。
堀内裁判長は、医師間の対立や手術ボイコット、患者の自殺未遂は真実と認めたが、部長によるボイコット指示などパワハラについては真実性を否定。真実と認める相当な理由があったとも言えないと判断した。
文芸春秋社長室は「一部で主張が認められなかったので控訴する」とのコメントを出した。
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病院それも有名病院である聖路加での事件ですね・・・
週刊誌がいろいろ書いて、それが名誉棄損だとして病院が
訴えた・・・
では、どういう事件だったのか
女性部長が部下の医者が手術をする時に他の医者に
これを助けるなとボイコットを指示・・・
そうなるとこの医者は手術が出来ませんよね
そこでこの医者を体調不良として移動させた・・・・
これに患者が抗議をして自殺を図った・・・
何とも強烈な事件ですね・・・
判決では対立や手術ボイコット、自殺未遂は認めたが
部長によるボイコット指示はなかったと否定した・・・
ということはこの男性医師が相当な変わり者で
他の医者が一緒に手術には居るのを嫌がったということ
ですかね・・・
部長の指示はなかったと判断すればそういうことに
なりますよね・・・
部長が指示をして手術に一緒に入るなと指示を出したのでは
ない・・・
ということですよね・・・
しかし、一方で担当の患者な抗議の自殺未遂ですか・・・
これはそれだけ信頼関係があったということですよね・・・
とすればこの医者はちゃんとした医者ではなかったのか・・・・
しかし、
「記事が患者軽視とも言える姿勢に警鐘を鳴らしたのは否定できず、反省を求められてしかるべき面がある」
裁判官は法的な判断をするのが仕事であって
多少問題があったにしろ法的に問題が無ければ
大きなお世話じゃね〜〜の・・・(―_―)!!
反省はするけど賠償額の算定にそんなことが
影響するっておかしくないか・・・・
ま、しかし、医療機関のパワハラ・・・
アカハラ(アカデミックハラスメント)・・・
これはやっぱりあります・・・
そこまでやるかというのもあります・・・
組織で生きるというのはそういうことなんですかね・・・
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コメント(2) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。
居づらくなると、海外留学へ押し出しもあると聞きました。
人間関係難しい世界ですね。
友人の子息は、某有名医大に在学中にとある発見を学会に発表した為に、
学閥の圧力で国内で就職が出来ず、海外の研究所に就職。
そこでまた大ヒットとなる発見をしたのですが、
国内には学閥の圧力があり、今だに戻れないままです。
2011/9/4(日) 午後 6:47
散歩係さん
海外へ押し出しはありますし、帰さないというのもあります
こういう人材が某病院系列に流れています
ヒントは闘牛です
しかし、医者の世界には出る杭は打たれるが
出過ぎた杭は打たれない・・・
ま、何処の世界でもこうですね・・・
2011/9/11(日) 午後 6:47 [ koredeiino345 ]