yukoさんのホーム画面

皆さまお元気ですか。

私は、すっかり音楽からは離れて暮らしていますが、先日、以前から仲良くさせて頂いているバンド『殻』から、ライブのお誘いを頂き、昔の仲間と一緒にfurly(ファーリ)というバンド名で出演させて頂くことになりました。

私の作った曲を今でも楽しんで演奏してくれる人達に集まってもらえて、とても嬉しいです。
そしてまた、それを楽しんで聴いてくれる方が今でもいらっしゃることも、とても嬉しいです。

以前のように定期的に活動するようなことはありませんが、むずかしいことは抜きにして、楽しく演奏したいと思います！


■9月17日(土)新宿RUIDO K4

『furly』
vo.yuko(ex. miimi)
gu.hironao(ex. miimi)
dr.ken(ex. miimi)
ba.増原克彦(殻)


イベント詳細
http://www.karaband.com/sks/

チケット予約
furly.email@gmail.com

rsst.tv
http://www.rsst.tv/artist/miimi/miimi_13_tomoshibi_mov.html

『燭』
lyrics＆music by yuko hanai

泡のように揺らめく幻燈
胸を刺す痛みは塔となり
淡い光は頬を透かして
夜の嘆きを晴らすこともなく
行ってしまった
そして　足音もなく

どんな姿でも
どんな形でも
触っていてほしかった
この髪を

止まない海鳴りは
どこまでも追い掛けて来ては
こころの奥底で鳴り響くけど

輝いて　照らせばいい
その闇を　その眼を
そばにいて
そばにいて
あしたは晴れるかな
あしたは会えるかな

ああ　波の間に揺れる燭は
淡い焼跡を照らしてくれた

両手を離した
真っ白な明日へ向かって

rsst.tv
http://www.rsst.tv/artist/miimi/miimi_13_hikaritokage_mov.html

『光と影』
lyrics＆music by yuko hanai

すべての残像は
空の傷口のように
口を開けて
のびてゆく影と
虚ろな空しさで それは
雲っている

鮮血にまみれたまま
小さな息を数えた
肉と皮を剥いで
そっと 這わせていた
いた

曖昧を隔てる
光と影の隙間に
溺れた魚が言った

“快適の日常は右を左へと変えて眩ましてく”

世界を奥で統べているものが見たいと思った
無力な塊がただ落ちていた
いた

すべての残像は
空の微笑みの下に
還ってゆく

rsst.tv
http://www.rsst.tv/artist/miimi/miimi_12_kuchibashi_mov.html

『喙の灯』
lyrics＆music by yuko hanai

忘れそう　色も音も
忘れそう　赤い眼も
いつか君も朽ち果てて
終わりのない粒子になる

暗闇を恐れぬよう
消えないで
忘れるよ

乾いた舌と曇った瞳を
紅くない昼を
晴れない雲間を
消えた筈の塊を
行かないで

忘れそう　息の根を
忘れそう　何もかも

消えないで　忘れるよ
可哀相なんて言わないで

渇いた明日と微かな祈りを
僅かな泡を忘れてしまわぬように
焼き付けた筈なのに
行かないで

無数に咲き　舞い狂うよ
消えないで　忘れるよ

青冷めた唇を忘れないように
色の無い顔を薄れてしまわぬように

rsst.tv
http://www.rsst.tv/artist/miimi/miimi_11_schema_mov.html

『schema』
lyrics＆music by yuko hanai

守るために出来たものを
剥がして生きなければならないから
いつ毒に侵されるかも分からずに剥き出しで

飛び込んで
飛び込んで
飛び込んで
飛び込んで

守るために手に入れたものは
身動き取れなくするものだった
黒い波動に襲われても深手は負わないよう

大丈夫
大丈夫
大丈夫
聴こえない

赤い薔薇はどこで覚えた色
いつ知ったの
青い空が青く在る証は
ないから
ないから

歩きやすく均してたものは
足下から浸り絡み付く鎖
無限に続く疑いに呑み込まれた

大丈夫
大丈夫
聴こえない
大丈夫