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<奈良・和歌山>天候回復も水位上昇 土砂ダム |
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(9/18 19:09) |
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土砂ダム決壊への警戒が続く紀伊半島では天気が回復し雨は上がっていますが、水位は上昇しており依然、危険な状態が続いています。
18日、紀伊半島ではまとまった雨は降りませんでしたが、奈良と和歌山の大きな土砂ダム5つのうち和歌山県田辺市の土砂ダムでは満水まで68センチと迫っていて、決壊の恐れが続いています。このため川の下流の警戒区域は解除されず、奈良県十津川村では国道168号の通行止めが続いています。十津川村桑畑地区では村の生命線ともいえる国道168号線がごっそりと抜け落ち、その復旧作業が進められています。幹線道路の通行止めは村の流通に影響を及ぼし、ガソリンが不足するなど新たな問題を引き起こしています。ガソリンスタンドの店長は、「みなさんに協力してもらいながら10リットル前後くらい入れてもらって勘弁してもらってます」と話し、風屋地区の夫婦は、「国道168号がこんな悪くなるとは思わなかった」「山の方は通りたくないしね、今は」と話しています。一方、現在も3人の行方がわかっていない和歌山県那智勝浦町では自衛隊や警察など550人体制の大規模な捜索が行われました。捜索は午後4時まで行われましたが、行方不明者の発見には至っていません。一旦は回復した天気ですが、19日夜から20日までの24時間の雨量は、近畿地方南部の多いところで100ミリから200ミリと予想されていて、土砂ダムの決壊や新たな土砂災害にも厳重な警戒が必要です。
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