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2011-09-13
■[業務日誌]メール便に納品書同封の件 
今更のネタですが、クロネコメール便で信書が入ってないかどうかのチェックが厳しくなった件をきっかけとして、商品発送する際に納品書を同封して良いものやら悩んでいる方が少なくないようです。この件をアマゾンに質問した方がアマゾンから受け取った回答によると
ヤマト運輸様や佐川急便様のメール便にて「信書」となる書類を同封しないよう取締りが強化された件につきまして、当サイト（当サイトの販売、FBA商品共に）では以前より、利用しておりました一般配送業者から郵便事業株式会社の「ゆうメール」へ利用を移行しております。ゆうメールは、信書の同封は認められておりませんが、「請求書等の無封の添え状や送り状は同封することができる」とされております
と書かれていたそうです。あたかもクロネコメール便で商品を送る際に納品書を同封してはいけないのではないかと思わせる内容です。
しかし、郵便法第3条第3項には下記のように定められています。
運送営業者、その代表者又はその代理人その他の従業者は、その運送方法により他人のために信書の送達をしてはならない。ただし、貨物に添付する無封の添え状又は送り状は、この限りでない。
つまり、「貨物に添付する無封の添え状又は送り状」は信書ではあるけれども、日本郵便が独占権を与えられている信書には含めないから、荷物と一緒に送ってもいいよということです。
総務省の「信書に該当する文書に関する指針」では添え状、送り状の定義づけもされていますが、添え状の定義は納品書、請求書、領収書は当てはまる内容になっています。
アマゾンの対応も、回答に書かれている理由でゆうメール（旧冊子小包）に移行しているのだとしたらおかしな話です。クロネコメール便に納品書を同封するのが駄目でゆうメール（旧冊子小包）なら良いという理屈は成り立ちません。
納品書や領収書は、単品で送る際は信書扱いOKの郵便でしか送れませんが、その納品書や領収書の内容に書かれている品物と一緒に送る場合は、メール便でもゆうメールでも宅配便でも大丈夫なので、わざわざ品物と別に送る必要はいままでも今後もありません。
それにしても人騒がせな一件でした。
- 452 http://blog.with2.net/rank1070-0.html
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- 24 http://blog.with2.net/m/?cid=1070&p=&guid=on
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- 21 http://search.yahoo.co.jp/search?p=かぴぱら堂&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=
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- 14 http://www.google.co.jp/reader/view/?hl=ja&tab=wy
- 13 http://abookabook.sblo.jp/
ここには信書と見なされる条件の、あて先、発送元、荷物の内容（品名や個数）等が書かれていても無封（外から見える）なのでｏｋ、しかも”運送営業者、その代表者又はその代理人その他の従業者”が添付する場合はｏｋ という意味ではないですか？
発送者が品物の中に入れる納品書・領収書がｏｋという議論の根拠にはならない様に思いいますが、いかがでしょうか？
寧ろ、日本郵便のＨＰの”ゆうメールで送れない物”のところにある”信書(ただし、内容物に関する簡単なあいさつ状、請求書等の無封の添え状や送り状は同封することができます。)”が根拠になるような気がします。
そのため私は、郵便法の当該条項がどのような運用をされているかに基づいて判断してみました。荷物の中に納品書や振替用紙などを封入するのはアマゾンに限らずどこの通販会社でも昔からやっていますし、業者間取引でも同様です。しかしながらそのことが摘発されたという事例は知る限りでは聞いたことがありません。ということは、その荷物に関わる納品書を同封する行為を総務省は認めていると言えるのではないでしょうか。
「信書に該当する文書に関する指針」によれば、「「添え状」とは、送付される貨物の目録や性質、使用方法等を説明する文書及び当該貨物の送付と密接に関連した次に掲げる簡単な通信文で当該貨物に従として添えられるもののことである」と記載され、添え状の作成者については何ら記載はありませんから、運送営業者がつくったものでなければならないとは読み取れないと思います。
「ゆうメールで送れない物」の記載も、郵便法第3条第3項と「信書に該当する文書に関する指針」の規定と実際の運用実績に準拠しているはずですから、「ゆうメールで送れない物」はそのまま「クロネコメール便で送れない物」に読み替えても全く差し支えありません。
http://www.soumu.go.jp/yusei/pdf/100628_01.pdf
貨物に添付する無封の添え状又は送り状は、この限りでないこととされている
「送り状」とは、貨物を送付したことを通知する案内書のことであり、具体的には、送付される貨物の種類、重量、容積、荷造りの種類、個数、記号、代価、受取人並びに差出人の住所及び氏名等当該貨物の送付に関する事項が必要に応じて記載されたもののことである。
どうもです。
＞メール便利用者さん
滅多に使いません。基本はゆうメールです。
また、例の事件以降、メール便の取扱量も激減しているとのことです。
ヤマトとしては、法改正がなされない限り、現状では納品書等を含む一切の信書をメール便で配達することはできない。
信書をメール便で配達した場合、発送者と配達者（ドライバー含む）に罰則が適用されるため、やはりリスクが大きいそうです。
以上、参考までに。
当方、月に100通程クロネコメール便を発送しますが、ヤマト運輸の集荷担当者には
「書類は一切入れたら駄目だ」と言われております。
以下、総務省の信書のガイドラインをお読み下さい。
http://www.soumu.go.jp/yusei/shinsho_guide.html
私の見解は総務省のガイドラインを踏まえたものです。
それこそ総務省のガイドラインです。URLを良く見て下さい。
信書に該当する文書
■請求書の類
【類例】納品書、領収書、見積書、願書、申込書、申請書、申告書、依頼書、契約書、照会書、回答書、承諾書
これらは明確に信書に該当します。
間違った知識をネットで流す行為は犯罪ですよ。
このブログを総務省情報流通行政局郵政行政部へ報告しておきます。