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2・3号機 海水濃度前日を上回る

9月18日 20時48分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、17日放射性セシウムの濃度は、2号機、3号機ともに前の日を上回りました。

福島第一原発周辺では、東京電力が取水口付近などで海水を採取し、放射性物質の濃度を調べています。このうち、17日2号機の取水口付近で採取した海水から検出された放射性物質は、1ccあたり▽セシウム134が国の基準の4.7倍の0.28ベクレル、▽セシウム137が3.3倍の0.3ベクレルで、ともに前の日を上回りました。この2号機の取水口付近の海水からは、4月にセシウム137が国の基準の110万倍の濃度で検出されています。一方3号機の取水口付近では、1ccあたり▽セシウム134が基準の7.3倍の0.44ベクレル、▽セシウム137が5.6倍の0.5ベクレルで、2号機とともに前の日を上回りました。このほか、沿岸と沖合の海水の調査は、台風の影響で17日は実施されませんでした。