2011年09月18日

大宮から東岩槻経由で国分寺へ

/愛犬の散歩/蒙古タンメン中本大宮にて五目味噌タンメン/石川家岩槻総本店@東岩槻にてラーメン/オーブン・フレッシュ・カフェ東岩槻店/中華そばムタヒロ@国分寺にて煮干しそば(あっさり)/

 起きたら八時過ぎ、昨日の雨が嘘のように晴れ渡っている青空から夏が帰ってきたかのように照りつける太陽。
 それでもベッドから飛び起きて身支度して愛犬を散歩に連れ出します。
 日陰が多いルートを通ったけど遠くへ行かないうちに暑さを感じてきたので、愛犬がバテてしまう前に退散、また明日な。

 愛犬を愛犬小屋に繋いでから庭の雑草に除草剤を散布します。
 散布するのは構わないのだけど効果が現れるのは来週になるのでイマイチやる気が起きません。


 軽く朝ご飯を食べてから出発、今月は何度も出向いている埼玉に向かいます。
 青春18きっぷが無いとひどく高く感じる新宿−大宮間の四百五十円、大抵の趣味で一番お金がかかるのが交通費と通信費だというのは時代が変わっても変わらないのでしょうか。
 既に大宮駅ホームから南口改札までもよどみなく歩けるようになってしまい、外に出ると真夏の陽気でお店に続く呼び込みの激しい通りも静かなものです。
 蒙古タンメン中本大宮@大宮(埼玉県さいたま市大宮区)、何度か来ていますが、店先がこんなに静かだったことは初めてです。

 今月から発売が開始された五目味噌タンメンと、しばらくは販売されるであろう平日十四時から十八時のみ発売の冷し肉醤麺の二枚のポスターが入口に貼り出されていました。
 店内に入ろうとしたら店内待ち数人と混み合っていて、新しいバイトさんも頑張っているようです。
 しばらくして二十一番席という店内一番奥のトイレに一番近い席にご案内、店長さんがいらっしゃらないようだなあと店内を見渡すとバックヤードにいたらしく、今月もお邪魔しましたとご挨拶。
 しばらくして五目味噌タンメン九百五十円、通称ゴモミ、にネギ六十円。

 連食の予定はあるし、ささやかでもメタボ対策しなくちゃだし、そもそももう五十歳オーバーだし、と無条件で麺少なめにしなければいけないのに、「標準メニューを紹介する」という誰に対してかよく分からない無意味なこだわりで「全て普通」としました。
 本来なら野菜大盛り麺少なめにしたいところですが。
 溢れんばかりの野菜の唐辛子炒めを少しずつ食べ始めると、芯までしっかりと火が通ったキャベツや甘味さえ感じる玉ねぎが美味しいですね。
 豚バラ肉もたっぷり入っていて旨い旨い、久しぶりに(券売機表記通りの)辛さ8の辛さです。
 サッポロ製麺の中太麺は(最近は麺少なめが多かったので)たっぷりに感じつつも全部食べきってしまいご馳走様でした。

 大宮駅から東武野田線に乗って東岩槻へ、こんな辺鄙な場所に来るのは一回だけにしたかったのだけど、前回は自分のミスで定休日に来てしまったので仕方なく。
 石川家岩槻総本店@東岩槻(埼玉県さいたま市岩槻区)ホームページ)、大宮店と戸田店と支店展開されていて、埼玉より北の家系ラーメンの出身者はこちらで修行された人が多いようです。
 屋号は可能な限り調べて正確(登記上の名称)に記すように心がけてはいますが、支店展開した後の本店の屋号ほど難しいことはありません。
 ふらわ亭という屋号で横浜にお店を出したらバカ当たりしたのでふらわ亭新宿店を出した場合、本店を「ふらわ亭」のままにするか「ふらわ亭本店」、「ふらわ亭横浜店」、「ふらわ亭横浜本店」と変えるかは店主の自由ですけど、通称なんと呼ばれているかでネットに書かれることが多いです。

 ラーメンデータバンクでは「石川家」、らーナビだと「石川家東岩槻店」、食べログ「石川家東岩槻店」、じゃあ「石川家東岩槻店」かと思ったらお店の公式ホームページでは「石川家岩槻総本店」。
 石川家は過去に景品表示法違反に問われたことがあり(その後、不起訴になったのか逮捕されたのかは分からない)、その事件以来お客さんが引いたらしい。
 実際には使われていない秋田比内地鶏を使っていると店先に表記していたらしく、嘘はいけないけど秋田比内地鶏が使われていたから流行ったり埼玉ナンバーワンになったわけではないでしょう。
 じゃあ「最高の○○」「日本一の○○」「○○ナンバーワン」は嘘の表記には当たらないのか、、、この辺のことについては言いたいことがたっぷりあるのですが、日を改めて。

 休日とはいえお昼時を過ぎていましたので先客一人とガランとした店内に店員さん一人、入った時には店員さんは見当たりませんでしたが食券を買って振り向くと「いらっしゃいませ」とお冷やを持って立っていました。
 メニューは家系ラーメンとしての「ラーメン」、石川家独自のみそラーメン、つけ麺、みそつけ麺、塩ラーメン、季節限定のざるラーメン、サイドメニューには餃子、カレーと揃っていました。
 味のアレンジについては確認されませんでしたが、言えば対応してくれるのは間違いのないところです。
 厨房に面したカウンター席に座りましたが、そのカウンターは十一席、入口近くに四人掛けテーブル、店内奥に四人掛けテーブル二卓と全部で二十三席しかないように思えるのですが。

 そんなに待たされることなくラーメン七百円、吉村家で修行されたというなら鶯色のプラスチック丼がいいなぁ、直系じゃないと使えないんだっけ。
 スープはそのままゴクリと飲めるほどマイルド、家系ラーメンは誰かが統率しているわけではありませんがここ数年で一斉にマイルドにシフトしていて、濃い味が好みなら「味濃いめで」とするのが必須になってきています。
 煮込んだのと新鮮なのが渾然一体なった豚骨スープに適度な鶏油、その味わいを支える醤油ダレとかなり旨いと思いますが、埼玉の人はこの味に飽きてしまったのでしょうか、昔はもっと旨かったのでしょうか。
 麺は目をつぶって食べても分かる酒井製麺の平打ち麺、吉村家で修行されたことを裏付けるようなアルデンテの茹で加減に思わずニンマリしてしまいます。

 大きな板海苔は健在、事前情報では「ほうれん草が乗っていない」とのコトでしたが、青ネギと一緒に乗せられていて、チャーシューも特別にしょっぱくなくて美味しかったです。
 麺が少なくなってきたところで卓上に用意されていた自家製ラー油とニンニクを入れてみました。
 自家製ラー油は香りが良くて辛さも充分、ニンニクはおろしと刻みの中間ほどの刻み(0.5ミリ角くらい)でスープによく馴染みました。
 ご馳走様でした、食べている途中でお客さんが続々と入ってきたけど店員さんは一人でキビキビと対応されていました。

 前回来た時に気になっていたオーブン・フレッシュ・カフェ東岩槻店ホームページ)にて一休み。
 一休みは大宮かどこか大きな駅のコーヒーショップでも良かったけど、さっと調べた食べログで口コミが一件しかなかったので、レビューでも書いて小遣い稼ぎ。
 アイスコーヒー二百八十円で二時間ほど休憩してしまいました。
 一時は満席で席が見つからない人がいるほど混み合いましたが店員さんは一人、かなりドタバタと対応されていました。
 カフェ歴が浅いので他のお店と比べてどうとか、平均的な(一般的な)カフェに比べてどうとか、出来ないのですが、長い時間いても疲れなかったのは椅子と机の高さが体型に合っていたからだと思います。

 その後、国分寺へ。
 ルートを調べると大宮に出るまではどのルートも同じで、その後、新宿まで戻るルートが一番早くのですがあまりにもつまらない。
 大宮からは京浜東北線で南浦和に出て、武蔵野線に乗り換えて西国分寺、最後は中央線でで向かうことにしました。

 国分寺駅南口を出るとタクシーロータリーがあって、そのロータリーの先にモスバーガーがあります。
 そのモスバーガーの裏手に数軒のスナックがあって、その中の一軒が中華そばムタヒロ@国分寺、本日はプレオープンで明日から本営業になります。

 営業時間を聞きそびれてしまいましたが、中休みありのお昼営業と夜営業、夜営業はある程度は飲み想定のようで遅くまで、とのこと。
 暖簾をちょっと上げて店内を覗いてみると満席で入れないので、仕方ないので外で待っていると来ると思っていた地元のラーメン好きが一人、続けて杉並のラーメン好きが一人、知り合いに会うとは思っていたけど初めっからですか。
 その二人は私よりずっとお店の人と仲が良いので、ちょっとした間隙を突いて店内へ、明らかにスナックな店内をほぼ居抜きで。
 カウンターが九席しかなかったので立ち飲みだなと立ち飲み、先ずは生ビールで開店おめでとうございますと乾杯。

 背中の壁に寄りかかって立って飲んでいると奥に無理矢理テーブル席が空いたので、座ってお代わりにウーロンハイを。
 週末に予定しているプチ遠征先の店舗選びの相談をして、自分のセレクトに間違いないことを確認しました。
 その後、カウンター席の知り合いともラーメン談義、他にも顔を知っている人ばかりで、何というかこういう雰囲気は久しぶりですね。
 各々の知り合いとどこで知り合ったかなぁと思い出そうとしますが全く思い出せず、うーん、まあ、いいか。
 後からお客さんが来て店先で待っているので、ラーメンを早く食べたいのですが店員さんもお客さん(?)との話しに夢中で、、、そこを急かせて。
 煮干しそば(あっさり)、プレオープンにつき無料でした。

 今風の煮干しがガツンと効いたスープはまさに凪のラーメン、凪国分寺店であっても全く問題ないレベルです。
 国分寺には殆ど用がないのですがこれで用事が出来たなという思い、ただ厨房がそんなに広くないのでスープの量に制限がありそうですけどね。
 太い平打ち麺はスープよく合っていてとても美味しく、プレオープンの完成度ではありません。
 この辺にはからくりがありそうですが、まあ、世の中には知らなくていいことも多いですから。
 大きめのチャーシューはとても美味しく、ドンブリを半周するほどの穂先メンマ、笹切りされた白ネギ、味玉、と。
 友達が食べたのは煮干しそば(こってり)、あっさりのメニューに甘めの背脂がたっぷりと乗せられています。

 この背脂が煮干し出汁に実によく合ってとても美味しい、開店時からこのレベルのラーメンを出してくれるのであれば開店ダッシュもしたくなりますね。
 しかし船出からいきなりオリジナルというわけにはいかなかったようですが、これからどこへ船が向かうのか、航海中にどんな人に会うのか、とかとても楽しみですね。
 ご馳走様でした、近いうちに飲みに来ますわ。

 もう一軒食べに行くとか、一杯のみに行くとか、面白そうな誘いはありましたが今夜は帰ることにして。
 帰るルートはちょっと悩みましたが、立川に出て南武線という当たり前のルートにしました。

posted by ふらわ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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