広報担当となって3年目。スキンケアやメイクのほか、アジエンスやキュレルなど、幅広いブランドを担当。広報担当の前は。研究開発の部署でメイク製品を担当していた美容通。

質感重視のメイクにこだわりあり

今回の業界人は、スキンケアやメイク、ヘアケアなど数多くのブランドを擁する「花王」で、ビューティケア製品の広報を担当している河野千絵さん。ポーチは、アニヤ・ハインドマーチの新作。「化粧品のイラストつきで可愛いだけでなく、大きすぎず小さすぎず、必要なものを厳選して入れられるサイズが気に入って先日買ったばかり。以来、毎日持ち歩いています」。

そんな河野さんがメイクのポイントにしているパーツは、肌と唇。「肌に関しては、コンシーラーでシミのひとつひとつまでカバーするといった、細部のアラを隠すことはほとんどしません。それよりも大切なのは、引きで見たときの“全体の印象”だと考えているので、チークやハイライトなどの色＆光で、顔に自然なメリハリや明るさを出すメイクが基本。唇は徹底してケアを重視。肌は丈夫なのに唇だけは敏感なので、荒れた感じに見えないよう常にケアが欠かせません」。


Photo:Akira Onda
Text：Reona Otsu