- 流通業と花王の「よき関係づくり」と、顧客のニーズを最大限に満たす「よき提案」。両方があって成り立つ「よきモノづくり」のために、アジア市場で学習し経験を積んでいます。
8:10 | 出社。メールと部内共有ボード(イントラ)を毎日必ずチェック。 |
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9:00 | 海外のオフィスとのTV会議に参加。 |
12:00 | 社内の食堂にて同僚と昼食。 |
13:00 | 先輩から頼まれた売上のアップデートについて打ち合わせ。 |
19:00 | 会社帰りに語学学校へ。 |
8:30 | 花王マレーシアオフィスにて、現地チームと打ち合わせ。 |
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12:00 | お昼は、現地の方たちとマレーシア料理。 |
15:00 | 午後からは、マレーシアの市場回訪。店頭から問題解決のヒントを探る。競合の活動をチェック。 |
19:00 | 現地の社員たちとディナー。貴重なコミュニケーションの時間となる。 |
私は理工系を学んだものの営業職を希望していたため、就職活動は約120社エントリーしました。グローバルな舞台で仕事をしたいという想いがあったので、商社とメーカーにこだわって活動をしました。その中で、グローバルビジネスを拡大し新たなスタートを切った花王で働きたいと思ったのです。できあがったシステムの中ではなく、創り上げる過程にも関わりたかったですし、また、様々な数字(事実)に基づいた提案を行う提案型営業も非常に魅力的でした。
入社後は山梨支店に配属となり、チェーンドラッグストアのストアアドバイザー(SA)やアカウント担当、スーパーマーケットのアカウント担当をした後、グローバルビジネス開発本部に異動しました。現在はグローバルキーアカウント(GKA)育成プログラムの第一期生として同本部グローバルカスタマーマーケティングGに所属しています。GKA育成プログラムとは、各国にまたがるグローバルな流通各社様に対して本部担当となるグローバルキーアカウントを育成するため、花王の家庭品国際事業本部(現GBD)と花王CMKとが協働で立ち上げたものです。
アジア地域においてカスタマーマネージメントや商談するために必要な知識やスキルの習得を目指すため、私は今年10月からマレーシアで1年間、トレーニングプログラムに参加します。現地の本部担当アシスタントとして業務にあたりながら、ビジネス英語を身につけるとともに、世界的流通業のオペレーション理解に挑みます。
様々な意見を受け入れようとする社風です。一見、生意気に感じられるだろう若手の意見も、聞いてくれる上司が非常に多いと感じます。また研修が充実しており、ステップアップの可能性が広がります。
グローバルカスタマーマーケティングGに配属されてから、アジアの社員と店頭を回訪した際に、どうやればもっと売れるようになるかを議論したことがあります。違った文化・環境の人と、「花王商品」という共通のものにアプローチできる点に感動すら覚えました。当然、各国の消費者の生活、考え方、習慣が違います。ですので、ひとつの商品をアジアの国で成功させるのは簡単ではありません。日本の常識が各国の常識ではないことがよくあります。しかし、難しいからこそ花王の商品が日本だけでなく、様々な国で消費者に受け入れられたときの達成感は格別だと思います。
研修も含めて、海外へのチャレンジは自分の可能性を広げ、人間性も豊かになることを期待しています。すると、見えてくるものも変わってくるのではないでしょうか。若くしてアジアのビジネスに関わることはチャンスと捉えて、一日一日を大切に多くのことを吸収していくつもりです。
将来は、花王の商品を通した企業対企業のグローバルな取組みに着手したいと考えています。そしてどの国においても、売上げと利益の最大化という流通業のニーズ、選びやすく、価値あるものを適正価格で買える売場という消費者のニーズ、それらを満たす提案を重ねていきたいです。