- 理解ある職場の同僚達に感謝する気持ちを常に忘れず、業務を効率的に、そして潤滑に遂行することが、今の私のモットーです。家庭と仕事を実現できる会社であることを、日々実感しています。
“目に見えるもの”を扱う会社で働きたいという想いを、就職活動をはじめた頃から持っていました。花王CMKに惹かれたのは、面接が進む中で、多くの商品を知ったことがきっかけでした。子供の頃から生活の中にあり、親しみのあるものばかりで、このような身近な商品を扱う当社で働きたいと、自然と考えるようになりました。また、当時「セナ」というクリームを使っており、この商品の良さを消費者に伝えることができたら、きっと楽しいだろうとも思いました。入社1年目でマーケティング部に配属になった時は、自分自身が仕事を楽しみつつ、キャリアを重ねていけるのではないかと感じました。
現在、主に携わっているのは、関東甲信越地域の食品担当として、花王の事業部からの施策を、アカウント担当や現場に伝えていく業務です。特に飲料の場合は、家庭用品と違って市場の回転スピードが目まぐるしく、毎日のように他社の新商品が発売されています。このような状況で早期に情報を収集し、どのような販売方法が効果的なのかを常に明確にしていくことが鍵になってきます。担当地域ならではの販売戦略も含めて、今まで当社が培ってきた戦略やノウハウを新しい商品展開に応用し、さらに市場を広げていくことも重要な仕事の一つです。長年、研究され、この世に生まれた大切な商品が、納得した上で消費者から購入され、いかに満足して使い続けられるかを常に考えています。
良い意味で上下の隔たりがなく、風通しの良い社風です。それぞれが良き人生の先輩、仲間として、いろいろなことを話し、アドバイスし合う頼もしい関係です。実は、主人も同じ職場です(笑)。
2007年に初めての子どもを授かって産休・育休に入り、今年、仕事に復帰したばかりです。心身共に不安定だった妊娠初期、短時間勤務を勧めてくれた上司や、身体を気づかってくれた仲間たちには、本当に感謝しています。産後には、関係各部署100人以上の方からお祝いが届きました。こうした仲間のフォローや祝福が、初めて親となった戸惑いや、長期休暇後の不安な気持ちを払拭してくれました。
まだ娘は1歳半で大変な時期ですが、この幸せな時間は人生のほんの一瞬。やはり母親として、今は育児が何より大切なのは、本能であり、揺るぎ無い事実なのです。だからこそ、「メリーズタイム」という勤務形態の限られた時間に、最大限に集中して仕事に取り組んでいます。理解ある職場の同僚達に感謝する気持ちを忘れず、業務を効率的に、そして潤滑に遂行することが、今の私のモットーです。当社では、年間で約150人が産休を取得し、次世代育成支援企業として認定されています。家庭と仕事を実現できる会社であることを、日々実感しています。
出産を経て感じているのは、毎日の何気ない食生活はもちろん、家事の一つひとつが私達の商品と関わっているということです。家庭をより楽しい空間にしようと努める過程の中に、私達の商品が役に立つ機会がたくさん隠されていると思います。想像以上に慌しい仕事と子育ての両立の中で、自ら実感した商品の良さは、多くの方に共感されると信じています。