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マナスル・パウダー
栗城君がBCに戻ってきてから一夜明け、案の定、栗城君は疲労で動けない。
昨晩は日本サイドからの無理な注文を受け続け、映像、写真、ブログと深夜まで
仕事が続いてました。
栗城君が動けなければ、僕の仕事も一休みできます。
それは、久しぶりに僕のフリーの時間ができるという意味でもあります。
空いた時間に何をするか?
そんなのスキーに決まってます。
今まで、二時間おきの線交信を、BCでビデオに撮らなければならないという、理
不尽な?制約があったために僕の行動範囲は2時間で行って戻ってこれる所にな
っていた。
その行動範囲を広めるために、ひたすらトレーニングのように登り続けていたと
いうのもある。
おかげで、今では、この標高(4800m)ならシェルパより早く動けるようにな
った。

しかし、2時間という制約のほかに、もう一つ制約がありました。
それは、「あぶないから一人ではクレパス越えてスキーに行かないでください。
」という、単独で8000mの山に登る人の言葉とは思えない慎重なご意見。
しかし、一人では・・・」ということはシェルパが一緒なら渋々OKといういみで
もありました。
まぁ、一人でどこでも行ってください、なんて言われたら僕は本当にどこまでも
行ってしまいますけどね。
昨日、栗城君と共に下山してきたシェルパたち。
実は、荷物が多すぎて一気に下ろせず、C1の上に荷物をデポしてきました。
さすがに今日は疲れてるかなと思いきや、さすがシェルパ。朝の6時に出発して
荷物を取りに行くと言います。
今まで、かなり忠実に?言いつけを守ってきた僕ですが、このチャンスを逃すわ
けはありません。
ちょっと(かなり)寝不足だったけど、シェルパと一緒に堂々と上に上がってきた
のです!

いつもBCから山を見ていると、丁度C1の下あたりから雪の色が変わっています。
上の雪は白いのです。
それは色だけの違いではなく、雪質の違いでした。
標高が高くなり、湿度も下がると、日中に日があたってもなかなか湿雪にならず
にサラサラの状態をキープしているのです。
昨日降った雪と、その下の腐っていない雪、さらにクレパスに上も滑るので、あ
る意味本当の底なし?
BCよりちょっと高い標高5800mの極上パウダー満喫でした。
いやー、スキー最高!
今日は門谷カメラマンもさすがに休養だったので、シェルパさんに写真も撮って
もらいました。
カメラマンがいたら、どのシーンを撮ってもスキー雑誌の表紙になるような、絶
好のロケーションと雪と天気でした。


マナスル登頂を果たした栗城史多のブログはこちらからどうぞ。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_nobukazu/

藤川 健 | ヒマラヤ・マナスル遠征2008 | 23:59 | comments(1) | - | pookmark |
栗城史多、マナスル登頂成功
昨晩、22時にC4を出発した栗城君。
約12時間かけてマナスルの認定ピークに到達しました。
途中、無線の通じない沈黙の4時間がありましたが、山頂では無線もかろうじて
通じ、無事が確認できました。
しかし、大変なのは下山です。
はっきりいって、登頂以上に様々なドラマ?や事件が勃発しました。
その詳細をこのブログに書けないのが残念です。
しかし、人は高所にいくと、ああなってしまうものなのか・・・。
ベースキャンプで無線のやりとりをする僕は、かなり冷静に無線の向こう側の変
化を感じとりました。
山は怖い・・・。とくに高所は・・・。
栗城君はとりあえずC3まで下りました。
しかし、これで安心できるわけではなく、なんと次のジェットストリームが迫っ
ているのです。
本格的なジェットストリームに当たってしまってはアウトですが、まだ2日ほど
は猶予がある予想。
しかし、そのジェットストリームのまえにまとまった降雪の予報がでているため
、なんとか今日中にC1まで下りてほしかったのですが、栗城君の下山が思った以
上に時間がかかってしまったのと、栗城君、シェルパたちの疲労困ぱいで、今日
はC3ステイを余儀なくされました。
予報では今晩から大量の降雪、明日未明からはジェットストリームではないもの
の、ジェットストリーム並の風が吹き出す予報。
今まで、高層天気図など日本では見慣れない天気図からの天気情報を読み取り、
ばっちり予報を当ててきた僕ですが、今度ばかりは大外れすることを期待するし
かありません。

万が一、明日下山できないような事態になると、ジェットストリームが明けるま
で1週間以上C3に閉じ込められる最悪の事態もありえます。
せめてあと半日分、天気がずれ込んでくれることを祈ります。




マナスル登頂に成功した栗城君のブログはこちらからどうぞ。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_nobukazu/

藤川 健 | ヒマラヤ・マナスル遠征2008 | 23:59 | comments(1) | - | pookmark |
今日もBCはスキー日和
今日は、栗城君はC3からC4へ移動。
徐々に標高が高くなるため、なかなか思うように体が動かない様子でした。
通常、シェルパで3時間、平均して4〜5時間かけて移動するのですが、栗城君
は8時間かかってしまいました・・・・。
昨晩、出発時間を決める際、シェルパが4時間あれば着く(シェルパがね)と言っ
たら、

栗城君、
「じゃあ、早く着いてもやることないからお昼すぎにでればいいですね」
一同「。。。。」
これまでの栗城君のペースをみても、シェルパと同じ時間で行動するのはありえ
ない。

BCから必死でもっと早く、6時か7時に出てもいいと説得するも、なかなか言う
ことをきかず、結局出発予定時刻は9時になった。
しかし、今日出発したのは10時・・・。
BCでは僕とサーダーの、溜息がもれたのでした。
案の定、シェルパが30分で移動した距離を2時間もかかる出だし。
このままではC4まで12時間、着くのは真夜中でピークアタックどころではない
・・
「あと何時間でつくんですか!」
と半分キレながら無線を送ってくるが、それを決めるのは栗城君の足次第。
僕には見守る以外できることはない。
あまりにペースが遅くなったら、引き返すよう説得するくらいだろう。
しかし栗城君、後半はがんばった。
午後2時を過ぎたくらいから突然ペースが上がり、なんとかC4到着の目途がたち
ました。

当然、C4に着いたころには陽もおちていましたが、暗くなる前には到着しました

せめてあと2時間はやく出発していれば、というところですが、まぁ、そこは栗
城君の個人的な挑戦なので好きなようにするしかありません。
体調不良、高山病などの問題がなければ、今日の夜中にピークアタックに出発し
ます。

なので、BCにいる僕らも、C3にいる門谷カメラマンやシェルパたちも、今夜は徹
夜です。


明日は徹夜明けで満足に滑れそうもないので、今日はがっちり滑っておきました

これから長い長い夜が始まります

マナスル登頂をめざす栗城史多のホームページはこちらからどうぞ。
http://kurikiyama.jp/

藤川 健 | ヒマラヤ・マナスル遠征2008 | 22:54 | comments(0) | - | pookmark |
憎むべきウイルス
今日は朝から快晴!
マナスルは朝焼けに染まってました。
恐れていたジェットストリーム、いったいいつの間に過ぎ去ってしまったのか?BC
にいる僕も、C1にいた栗城君たちも、その強風を体感することはありませんでし
た。
ただ、BCでは若干の、上部ではそれなりの降雪はもたらしましたが、僕にとって
の災難はジェットストリームよりも、パソコンの不具合。
このおかげでかなりの時間と労力をとられています。
もう、自力ではどうにもならないので、栗城隊の機材関係を管理する日本の会社
のスペシャリストとメール交信を繰り返し、徐々に症状が把握できました。
原因は・・・ウイルス!!!!
それもけっこう深刻で、ウインドウズのほうに入ってしまっているようです。
もう、半分お手上げ?
感染原因は特定できませんが、だいたいは目星がついてます。
出発前にi podを充電していった・・・まぁ、それはもうしょうがないので置いと
いて、

問題は動画のアップ。
この3日間、僕もてをこまねいていたわけではありません。
日本からメールで対応策を送られても、まったく言う事をきかないパソコンを相
手に、試行錯誤。
かなりの手間をかけて動画ソフトだけは起動させる方法が見つかりました。
しかし、電源を切ればまたすべて元に戻るため、毎日動画を編集するたびに途方
もない労力をついやすことになりそうです。
おかげで今日は日課のスキーも一本しか滑れませんでした・・・。
あとはずっとパソコンと闘っています。
いったい今日は何時間働いているんだろう?
考えるのもいやになります。


マナスル登頂を目指す栗城史多のブログはこちらからどうぞ。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_nobukazu/

藤川 健 | ヒマラヤ・マナスル遠征2008 | 23:59 | comments(0) | - | pookmark |
栗城君、アタックに出発
今日、栗城君がマナスル登頂を目指し、BC(ベースキャンプ)からC1(キャンプ1)
に向けて出発しました。
朝は天候がよく、ジェットストリームなんてくるのか?と思っていたのですが、
午後から次第に天候悪化。
BCはまだ風はないのですが、かなりの勢いで雪が降り出しました。
いよいよ・・・といった感じです。
ここよりも少し標高の高いC1付近では風も出始めたようです。
栗城君は大変だな〜と思っていたら、僕にも災難が降りかかってきました。
それは、天候とはまったく関係なく、パソコンのトラブルです。
栗城隊では2台のパソコンを使って色々な通信を行っているのですが、そのうち
の動画を主に扱っているパソコンにサラウンドエラーなんてものがでてしまいま
した。
パソコンのスペシャリストでない僕は、なんだ音がでないのか、なんて軽く考え
ていたらとんでもない。
まず、動画編集ソフトが起動しなくなり、動画をネットで送るためのビーギャン
という機械も接続できなくなってしまいました。
もう一台のパソコンは役割が違うため、同様のソフトが入っておらず、ピンチで
す。
四方八方手をつくし、なんとか今日の動画は送信したのですが、根本的な解決に
は程遠く、なんとかしなければなりません。
といっても、何とかなりそうもないのがここマナスル・・・。
せっかく雪が降ってるのに、まったく喜んでる余裕がありません。
もう、あさからずっとパソコンとにらめっこ。
ここが日本なら、リカバリーディスクで初期化して解決!ってところなんでしょ
うが、ここにはないんですよね、トホホ。
他の隊の人に聞いてみるも、すでにほとんどの隊が下山してしまったので、大し
た話は聞けず。
唯一教えてもらったのが、「それ、ウイルスじゃない?衛星通信でもけっこうウ
イルス入ってくるんだよ」
・・・
このパソコンは、ウイルスソフトが入っていない。(二つとも)
まずいなー、ヤバいなー、でもどうにもならない。
とりあえず、ブログや写真の送信はできるんだけど、今回の栗城隊は動画配信が
命なので、いちばん重要なところがやられてます。



アルピニスト栗城史多のHPはこちらから。
http://kurikiyama.jp/



藤川 健 | ヒマラヤ・マナスル遠征2008 | 23:59 | comments(1) | - | pookmark |
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