本番迎えた「フジテレビ抗議デモ」
フジ社内は相当深刻、動揺拡がる
実行委のデモ、フジテレに本社前で元気に抗議の声を上げた。
三連休の初日となる17日、前日の東京花王デモに続いて、お台場で二つのフジテレビ抗議デモが実施され、あわせて2481人が参加、「フジテレビは偏向報道をやめろ！」などとシュプレヒコールの声を元気にあげた。
本日18日（日）は大阪と名古屋で、明日19日（月・祝日）には再びお台場で二つの抗議デモが開催される予定だ。またこれで一段落ではなく、早くも10月の抗議デモの予定が発表されるなど、もはや終わりのない持久戦の様相を呈してきた。また予想されていたことだが、花王デモも加えて、現時点では大手メディアでは取材もニュース化も音無しの構えで、まったく報道されていない。
多彩なプラカード、枚数にしたらすごい数が持ち混まれていると思います。
17日に行われたのは、ネットでは「本スレ」と呼ばれる実行委員会主催による「フジテレビ抗議デモ」と、「住職デモ」の「日本人の誇りと真の自由を取りもどす会」の二つのデモ行進。今回はなんと、二つのデモ行進の参加人員を詳細にカウントした人がいて、リアルタイムで背中に背負った掲示板で参加者数と伝えて注目された。
横断幕も主催者側で数種類が準備されていました。
それによると、前者は1861人、後者は619人の参加者となった。また、生中継のネットの合計視聴者数は128.000人を超えたと発表された。この中には神戸から上京した高校生の生中継も含まれている模様。さらに次の住職デモの運営後継者に22才の女性が紹介されるなど、フジテレビの偏向報道による怒りの行動は、特に若い人の大きな注目を集めているようだ。
やはり本社前ではシュプレヒコールの声が一段と大きくなります。
17日の抗議デモ、一部で懸念されていた妨害工作は見られず、無事に終了したが、8月21日のデモのような「熱気」にはかけた印象があったことも事実。この理由として、八月は夏休み期間中で家族連れがフジテレビが行っていた「お台場合衆国」のイベントに出かけ、すごい人出で賑わっていたのに比べ、今回は何もなく閑散としていたという環境の問題がありそうだ。
一番注目を集めた人。カウンターで参加者数を計測、
順次数字を更新していました。
さらに運営面での反省点が既にネットに上げられている。それによると、①シュプレヒコールの種類が少なすぎ、②コールの内容が多方面に配慮しすぎてヌルすぎる、③コーラーの実力が下がった、④礼儀正しさを重んじ過ぎる、⑤勢力を分散しすぎ＆広報計画性に欠けるーなどが指摘されている。
なかには「一言で言うと運営の方針がみんなの本音より生ヌルすぎ！ 色々配慮しすぎでマンネリ感がして参加者のテンションが低かった。 ぶっちゃけこのままじゃ参加者どんどん減ると思うよ。」といった厳しい意見も掲載されていた。（ニュース調、ここまで）
ここから「住職デモ」の画像、出発前の先頭集団です。
参加者の皆さん、暑い中ご苦労様でした。特に二回とも参加された方には敬意を表します。あまりこの二つの主催者、仲が良いとは言えないようですが、詳しい事情は知りません。ただ、実行委と住職デモであきらかに違うのは、前者は政治的なメッセージは入っていないのに対し、後者は特に「人権擁護法案」と「外国人参政権」反対を強く打ち出していましたね。このへんの考え方、主張の違いということでしょうか？
皆さん、それぞれ工夫したプラカードを持ち込んでいました。
政治色抜きで広く一般の方の啓蒙参加を呼びかける前者に対して、この問題は突き詰めるとこの二法案に関連すると、明確にメッセージを出そうという後者。これはどっちが正しいということではなく、どっちも正しいと思います。何か、実名を名乗って堂々と運営をした住職のブログやホームページを見ると、家族にも迷惑をかけたと記述がありますので、いろいろな妨害や誹謗中傷があったのかも知れません。
本社前、横断幕で分かるようにすごい風。
二列目にボウズさんが写っていますね。
ところで、デモ参加者の顔と実名についてひと言。ご存知だとは思いますが、基本的には「デモには撮影が入ります。映されたくない方はサングラスやマスク、帽子を着用ください」と主催者がアナウンスを事前にするのがこれまでの例です。今回もそれを承知でそのような方々を沢山見ました。実は東京花王デモでは、「表情が分かるような写真の掲載は禁止」という指示でが出ていたのですね。
「JAP18」には怒り心頭。よくこんな日本を貶める
小細工を放送するものだと思います。
私はこれをうっかり見落としていて、実は数時間ほど、ベビーカーを押す美しいママさんの顔がハッキリ判る画像を大きく掲載していたのです。これに気がついてあわてて差し替えましたが、テーマの意味からすると、この場合はそうとうインパクトが下がってしまいました。この点は今後の運営の方は考慮して頂けると幸いです。
日本人の誇りと真の自由を取りもどす会の代表・白鳥浄之氏
と次の運営の女性。
もう一つ。花王やフジテレビという株式を上場している大企業に、抗議文や要望書を出すとき、ネット上では通用するニックネームやハンドルは通用しないという点です。請願署名が実名のみというのと同じ理由で、一方は社名・実名・住所が分かっていて、抗議する方が一切それを隠す、では話にならないという現実があることに注意して欲しいと思います。
デモ行進を見るフジの社員？
住職デモが本社前を通過したときに撮影。
現場で西村幸祐さんとあって、話す機会があったのですが、実は今回の件はフジテレビ内部でも相当な衝撃で、深刻に受け止めている人たちも大勢いると言うことだそうです。効いてますよ、合法的な抗議活動はどんどんやって、「参りました、ごめんなさい、出直して姿勢を改めます」というまで頑張りましょう。
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by kasm
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